こんにちは!Taishiです。
国内の隠れた名店を探求し続けていますが、今回は、自分が長年探し求めていた「日常を忘れさせてくれる至高の一皿」に出会ってしまいました。
そのお店こそ、多くの韓国料理ファンから愛されている「韓国料理 辛ちゃん 本店」です。

店内には韓国俳優の色紙も沢山。「辛ちゃん 本店」は、都心にありながら、まるでソウルの路地裏に迷い込んだかのような雰囲気を醸し出しています。
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店舗情報
・店舗名: 韓国料理 辛ちゃん 本店
・住所: 東京都新宿区大久保1-1-9 新宿フラワーハイホーム1F
・最寄駅: 東新宿駅
韓国料理、特に家庭的な料理が豊富

この日はランチの時間に訪問。メニューの豊富さといったら、大したもの。デジカルビやフライドチキンが人気の店らしい。
純豆腐やソルロンタン、あとビビンバなど、よく韓国の家庭で食べられる料理のラインナップが目につきました。

正直、お店のサービス面では「至れり尽くせり」というわけではありません。例えば、席への案内やオーダーの際のテキパキとした対応は少しのんびりしているかな。
しかし、私が飲食店に求める重要な要素「料理の味の深さとクオリティ」において、この店はかなりのものでした。海外留学中や韓国にも実際行って食べたことがありますが、味が本場にとても近い!
魂を揺さぶる逸品「もち餃子スープ(トックマンドゥク)」

数ある中から写真にもある「もち餃子スープ(トックマンドゥク)」を頼んでみる事に。これがとても美味しい。
五臓六腑に染み渡る優しさ
驚かされるのが、そのスープの味わい深さです。見た目は淡いクリーム色で、一見すると濃厚そうに見えますが、一口含むと、牛骨や鶏ガラから丁寧にとられたであろう、滋味深いダシの旨味が口いっぱいに広がります。
辛ちゃんのトックマンドゥクのスープは、恐らく長時間煮込まれたことによりまろやかさが演出できている気がしました。
あと、ほんのり感じるニンニクやネギの香りが絶妙なバランスで調和し、疲れた体に染み渡るような、優しさに満ちた味わいです。まさに「母の味」を彷彿とさせる、心の底からホッとする味でした。
主役のもちと餃子の完璧な調和
スープの中に浮かぶのは、ふっくらとした餅と、大ぶりの餃子です。
- 餅: 米粉で作られたトックは、もっちりとした独特の食感。スープを吸いすぎず、米本来の甘みとコシがしっかりと感じられます
- 餃子: 豚肉と野菜がぎっしり。皮はツルンとしており、一口噛むと肉汁と野菜の甘みが溢れ出します。スープのまろやかさと、マンドゥのジューシーさが口の中で混ざり合う
仕上げにたっぷりと散らされた海苔と溶き卵が、磯の香りと優しい口当たりを加え、完璧な構成に。文句のつけようが無かった。
付け合わせ:味覚をリセットする名脇役
写真の通り、トックマンドゥクには豊富なパンチャン(おかず)と白ご飯と一緒に出てきます。
- キムチ: 辛すぎず、発酵による深い酸味と旨味を持つ本格派
- ナムル: モヤシやホウレンソウのナムルは、ごま油の香りが食欲をそそり、温かいスープの合間に挟むと、口の中がリフレッシュ
このトックマンドゥクと白ご飯、そしてパンチャンの組み合わせは、一つの完成された定食であり、まるで韓国の家庭でご馳走をいただいているかのような贅沢な時間に感じました。
こういう定食、アメリカの韓国料理店とよくあったなぁ、としみじみ思いにふけっていました。
店内の謎のアクセント:ミュージックボックスの正体

食事が提供され、至福の時間を過ごしている最中に、ふと店内の隅に目をやると、一風変わった機械が置かれていることに気づきました。それは、まるで昔のカフェやダイナーにありそうなミュージックボックスです。
なぜ「辛ちゃん 本店」のような韓国料理店に、このレトロな機械があるのでしょうか?
ジュークボックスの背景にある「韓国の文化」
実は、このジュークボックスは、ただのノスタルジックな飾りではない可能性が高いです。韓国では、ポチャ(屋台酒場)やノレバン(カラオケボックス)のルーツにも通じる、庶民的な飲食店での音楽文化が根付いています。
調べてみたら、昔ながらの韓国の飲食店には、来店客が硬貨などを入れて好きな曲を選曲できるコイン式ジュークボックス(通称:トンジョン ウマク カムサンシル、直訳:硬貨音楽鑑賞室)」が置かれていることがあるそう。
これは、単にBGMを流すだけでなく、お客さん自身が店の雰囲気作りに参加するという、コミュニティ的な役割を果たしているそうです。
