こんにちは!Taishiです。
この記事では前回の記事で挙げたデメリットへの対策について、お話ししたいと思います。
必ず解決出来る様になるわけではありません。ただ、有効な対策になるはずです。留学を考えている人は是非読んで、参考にして下さい!特に奨学金の存在を知らなかった方は必読です。
Table of Contents
”お金がかかる”事への対策
留学するとどうしてもお金はかかってしまいます。なので、対策としては生活費を抑える、学費を下げる、奨学金に応募するのいずれかしかないと思います。
生活費を抑える
食費
食費を抑えるために、自炊をしましょう。食費は1日の出費の中でも、大部分を占めます。毎日積み重ねれば、これだけでもだいぶ出費は抑えられます。そんなに手の込んだ料理でなくても、十分美味しく作れます。
何を作るかにもよりますが、下手したら一食、100円〜200円の出費に抑える事も可能だと思います。あと、大量に食事を買って、作り置きしておけば、更に費用が抑えられます。
あと、飲み物も大手スーパーに行って、大量購入しましょう。ウォールマートとかだと安く仕入れる事が出来ます。
自分がたまにしていたのが、作り置きは無理なら、大きめの食べ物を食べて、昼・夜に二回に分けて食べるとかしてました。Subwayではよく特大サイズのサンドイッチを頼みました笑
あと、週末の土日は比較的自炊をしている事が多かったです。そんなに凝った料理を作っていたわけではないですが、簡単な料理でもレシピを見ればそれなりに美味しくは作れます。
住居費
住居費を抑えるには、友人とルームシェアをするのがおすすめです。日本の学生でもしている人は結構いるのではないでしょうか。
1LDKのアパートで2人で住む。あと、州立の大学に通っていれば、シェアハウスとかあるので、かなり安く支出を抑えられます。
実例として、ノースカロライナ州の某州立大学に通っていた高校時代の友人に聞いた話を共有します。大学で出会った4人の友人と4LDKの家でシェアハウスをしていて、家賃は電気・光熱費込みで月250ドル程度だったらしいです。
ルームシェアは安く済むし、何より楽しいですよね。週末はパーティーしたり、映画をみたり、スポーツ観戦したりして。
一緒に住むと家族みたいになって、深い友人関係が築けるので、是非検討下さい。
学費を下げる
学費を下げる為にアメリカの大学が提供している奨学金プログラムに応募する事も検討した方がいいです。
アメリカの大学は、入学時に給付型の奨学金を提供したり、学費を免除にしてくれる事もあります。
“高いSATスコア”がある、“GPAが高い”等、大学からみて入学して欲しい学生などが対象です。アメリカ人だけでなく、留学生も対象となります。
あと、大学入学後に高いGPAを取って、維持し続けると奨学金が貰えたりします。学費が一部、もしくは全額免除になるケースもあります。
さすがに学費の全額免除は難しいと思いますが、一部免除や奨学金を貰うぐらいであれば、努力すれば狙えると思います。
首席とかである必要はありません。学校でトップ10%とかぐらいのGPAでしょうか。自分の周囲の友人も貰っている人はいましたし、自分も学生時代に少しだけ頂いていました。
奨学金に応募する
日本国内でも留学費用を一部補助する奨学金に応募する事が出来ます。以下は一部ですが、例を掲載します。
大学生対象
大学院生対象
・ハーバード大学経営大学留学生奨学金
(Harvard Business School進学予定者のみ対象)
大学院の奨学金を例に挙げると、フルブライト奨学金と伊藤国際教育交流財団が一番貰える額が多いです。上限はありますが、学費、生活費、渡航費などをほぼ全額カバーしてくれます。
倍率が高く、選考はかなり厳しいと聞いた事はありますが、可能性はゼロではありません。応募するのは自由なので、挑戦してみても良いかと思います。
”日本語の成長が鈍化・おかしくなる”事への対策
前回の記事でも書きましたが、中学卒業まで日本で過ごしていた人であれば、あまり心配しなくても大丈夫かと思います。
それでも心配という人は時間を作って、日本語で書かれている本(小説、参考書等)を日常的に読むのをオススメします。
私の留学時代の知り合いで、小学校まで日本で過ごした方がいましたが、この方法で日本語力を伸ばし続けたそうです。
あと、帰国後の就職を見据えて、SPIの参考書を先取りして、勉強しておくのもアリかと思います。
”気を付けないと太る”事への対策
これは飲食に気をつけるか、運動するしかないと思います。あまり気をつけないで食事だけをしていると本当に太ります。
「何をどれ位食事に含めるか」が分かる自炊は自分で体重をコントロールするにも効果的です。あと、あえて一週間の何日かはサラダだけを食べる日にするとかも良いと思います。もしくはSubwayみたいなサンドウィッチを食べるとか。
他にも、校内には大体ジムがあるので、走ったり、運動をするのも良いと思います(前回の記事でお伝えしたお通りです)。
日本では月額1万円かかりそうな、素晴らしいジム施設がどこの大学にもあるので、使用しないと勿体無いです。
運動を習慣づけると、新陳代謝が上がって、痩せやすくなります。運動した時のカロリー消費の効率が上がるので、継続的にやるのがオススメです。
運動の良い点は他にもあって、体重管理だけじゃなくて、気分転換にもなります。特に勉強の合間を縫って行くのが良いかと思います。ジムを有効活用しましょう。
”勉強量が多い”事への対策
前回の記事の通り、これをメリット/デメリットと見るかはその人次第です。私は勉強量が多い事はメリットだと思っています。
アメリカの大学・大学院は、どこの大学を選択したとしても、度合いはあれど、勉強量は多いです。
ただ、勉強が忙しいだけでなく、一緒にそういう時期を過ごす友人も出来ます。自分は共に大変な経験をした友人とは深い友人関係が築けました。掛け替えの無い友人であり、今でも交流があります。
もっと言うと、学生期間中に勉強をしたくない人は、アメリカの大学・大学院には進学しない方が良いと思います。勉強したくない人が通うと、かなり苦痛な毎日を過ごす事になります。
まとめ
3回に渡って、留学のメリットとデメリットについて共有させて頂きました。くどい様ですが、自分は留学する事によるメリットの方が大きいと思っています。
大学生は選択肢がないですが、MBAとか、海外の大学院を目指す人は働きながら貯蓄をコツコツ積み上げれば、お金の問題に対するかなりの対策となります。
自分も大学を卒業して日本で働き始めてからも、いつかは海外のビジネススクールに行こうと思ってたので、毎月必ず貯金してました。「塵も積もれば山となる」じゃないですが、大学院に留学後、この貯蓄があってとても助かりました。
次回はどんな人がアメリカ留学に向いているかについて、記事を書きたいと思います。こちらも重要な要素なので、是非読んでください!