【国内就職活動の対策伝授】海外留学生は必見!

留学後

こんにちは!Taishiです。

アメリカの大学でも、卒業を間近に控えた大学三年生の時期になると、就職活動を始める人が多いと思います。

今回の記事では、海外大学を卒業する帰国子女に向けた就職活動の対策について、お話ししたいと思います。

入社試験、面接の準備に使える参考書を紹介します。あと、就活は面接が大事なので、面接で上手くいく為の練習方法もお伝えします。

日本企業が応募者に求められている基本的な要素は、日本の大学でもアメリカの大学を卒業しても同じです。

つまり、アメリカの大学を卒業して、日本の企業で就職を目指す場合、国内の大学生がしている様な準備をしないと、内定が中々取れないという事です。

今回の記事を通して、皆さんの希望する企業に入社する為のお役に立ててればと思います!

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帰国子女が就職活動の準備をする重要性

海外大学を卒業する場合、日本語での会話や表現力が、国内の学生より劣る事はある程度は考慮をしてくれます。ただ、それでも海外大学生の中でも競争があります。就職活動で求められる基本的な部分が準備出来ていなければ、内定は取れません。

例えば、テストは日本語で受ける場合が殆どですので、高得点を取る為にも必要最低限の日本語力は備えていなければいけません。

また、エントリーシート(企業への応募する時に必要な書類)も日本語で書きますし、面接も日本語で話します。帰国子女であったとしても、どれも準備が必要です。

話は少しずれますが、内定が出るようになるまでに時間を要する人も多くいる事から、「日本の就職活動は過酷過ぎる」という話をよく耳にします。

間違いなく簡単では無いですが、内定が取れる様になるぐらいになると、その後の人生で役立つスキルが身につきます。その為、自分は日本の就職活動について、肯定的に見ています。

例えば、面接を通過する為に身に付けるコミュニケーションスキルは多方面で活用出来ます。

具体例を挙げると、入社してから営業職に就くのであれば、お客様との会話する時にも活きます。また、転職活動でも面接ある為、その時にも発揮出来ます。あと、アメリカの大学院受験をする時も、書類選考通過後は面接があります。

自分もMBA受験をした時に、大学の卒業生から英語でインタビューを受けましたが、「日本でした就職活動の面接と近いな」と感じたのを覚えています。

MBA受験の過程で受けるインタビューでは、「何故この学問で、何故この大学を志望していて、何故自分がこの大学と合うのか」等を聞かれます。日本の就職活動も基本は同じです。大学が企業に置き換わるだけの話だと思います。

しっかりと就職活動の対策をする為、応募する前に知っておいた方が良い内容が詰まった参考書を紹介します。

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筆記試験・エントリーシートで使える参考書

定番中の定番ですが、国内企業の入社試験とエントリーシートで記述する時に必要最低限の日本語力を身に付ける為にSPIをオススメします。

SPIは会社で受ける筆記試験と、専用の会場で受験するテストセンターがあります。両パターンの対策として、以下を参考書としてオススメします。ちゃんと勉強して、この程度の日本語力をカバー出来ていれば、就職活動に必要な日本語は十分です。

上記2冊ともに、毎年新刊が出ており、自分も確認してみた事があります。ですが、毎年そんなに内容は変わっていませんでした。

また、新卒入社して、転職を検討した時にSPIは受けましたが、内容は殆ど変わっていませんでした。

なので、大学一年生から対策をしたい人は最新版を待たずに購入して、勉強し始めても良いと思います。大学三年生で就職活動をしようと思った時に、すぐ動けて楽です。

参考書を読んで慣れてきたら、問題を沢山解くのがオススメです。就職活動で何度も受けるので、場数を踏んで慣らすのも良いですが、1社目から高得点を取れた方が良いです。

自分は使用した事が無いですが、以下の参考書が良いと会社の後輩が推していました。

高校生までで習うレベルの問題ばかりで、殆どの内容が理解出来ると思います。ただ、しっかり抜け漏れなく、繰り返し勉強して、満点が取れるようになりましょう。ここが大事なポイントです。

筆記試験は足切りのイメージが強いですが、高得点を取っておいた方が間違いなくプラスに働きます。自分の友人で、面接の最中に筆記試験の点数について会話が出て、会社側も興味を持ってくれていると話が出たことがあるそうです。

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自己分析

就職活動をする上で、非常に大切なのが自己分析です。「自分が今までどう生きてきて、何を大切にしてきたのか」や「自己PRとその根拠となる事例の紹介」、そして「自分が何故この企業を希望して、いかに自分と企業がマッチするのか」の質問は必ず面接で聞かれます。

もっと古いバージョンとはなりますが、自分はこの本を使ってました。自己分析をするのに役立ちました。

自己分析には、過去を振り返って何が好きか、何が強みで弱みか、成功体験は何かを実例を用いて洗い出すのがとても大事です。

エントリーシートの設問にありますし、面接の時にも聞かますので、ちゃんとやっておきましょう。

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業界・企業について情報収集

業界や企業についての理解は、就職セミナーに行って、会社説明を聞くのが効果的です。

ただ、何も知識が無い状態で行くと覚える事が沢山ありすぎて、覚えきれないと思います。自分は「会社四季報」を一回読んで、全業界を大体理解した後に参加してました。

海外留学をしていると、休学しない限り、参加できる就職セミナーの数に限りがあります。参加する一つ一つのセミナーから学びを最大限にする為、会社四季報を読む事を個人的にはオススメします。

ただ、情報収集には人それぞれやり方があると思いますので、参考までにご検討下さい。他には同じ大学を出た社会人をしている先輩に相談してみるのも良いと思います。

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エントリーシートの書き方を勉強

エントリーシートの書き方を紹介する書籍はごまんとあります。一度、参考までに読んでみて、文章の組み立てを勉強した方が良いです。

実例から勉強するのが良いと思うので、自分は以下の書籍を推奨します。

一つ注意点があります。企業はその人自身だけのユニークな話を聞きたがっています。なので、エントリーシートの書き方は本を参考にするのは良いですが、あくまで自分のストーリーを自分流に書く事を強く薦めます。

ここで大事なのが、自己分析をしておく事です。先ほどお話しした通り、自己分析をする過程で、自分の強みや弱み、成功体験や人生体験をまとめておけば、エントリーシートを書くのもそんなに苦じゃありません。

自分オリジナルのストーリーを書いた方が、面接の時も話が弾みます。他者に無い珍しい話であれば、面接官の印象に残りますし、面接通過の可能性も上がります。

あと、書く時に注意した方が良いのが、一文を長過ぎず、分かりやすく書く事です。長文だと、読む方も疲れてしまいます。

エントリーシートを書こうにも、久しぶりの日本語で最初は書くのに慣れないと思います。

そんな時オススメなのは、文字数は気にせず、エントリーシートで聞かれている質問に対しての回答を書いていてみる事です。その後は、期日までに何度も推敲して、文字数を減らしていくのが良いと思います。

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面接を受ける

自己分析が終わって、エントリーシートの書き方も分かり、自分の進みたい業界が見えてきら、応募しましょう。

今までお話しした内容をちゃんとやっておけば、大体は書類選考は通ります。次に大事なのは、面接を通過し、内定を取る事です。ここが大きなハードルになります。

自分は、自分よりも社会人経験が豊富な先輩社員に対して、話をするのに非常に緊張してしまい、就職活動を始めた頃は上手く話せませんでした。あと、聞かれた質問に対しても、何を話そうかは分かっているものの、敬語で相手に上手く伝える事が出来ませんでした。

どの様に解決したかというと、自分は場数を踏み、乗り越えました。どの会社も6割、7割は聞かれる事が同じです。面接を繰り返せば、回答の引き出しが頭に蓄積されていきます。また、久しぶりの日本語で、敬語で話さなければいけなくても、慣れてきて、上手く伝えられる様になります。

最後にもう一つ大事な事があります。面接で話す時ははエントリーシートと同じで、短く、分かりやすく伝えるのがポイントです。書くのも、話すのも、簡潔で分かりやすい表現が求められれていると思います。

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まとめ

以上となります。自分は最初は就職活動に悪戦苦闘の毎日でした。正直、もう面接行きたくないと思う様になる程、精神的に疲れていました。ただ、今回紹介した対策を練って、企業に応募・面接に慣れてきてからは、面接で落とされる可能性が格段に減りました。

アメリカ留学の後は、就職が待っています。今回の記事の内容を参考にして頂き、皆さんの就職活動が上手くいく様、応援しています!

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