ドライバー教習の授業|まるでウソのような話。運転免許の取得支援する高校のクラス。

アメリカの文化・生活

こんにちは!Taishiです。

留学を検討中の皆さんはアメリカ留学するなら留学先で何をしたいですか?語学力の向上、留学先に興味があるから文化や歴史などの理解を深めたいとか、目的は人によって様々でしょう。

あと、高校、大学、大学院の中でいつ留学するかによって、目的は異なるかもしれません。私自身、MBA留学した時の一番の目的は経営に対する理解深化でした。

高校〜大学院をアメリカで過ごした自分はアメリカの高校に留学した時の話で言うと、目的の一つとして、日本では出来ない事をしてみたいと思っていました。授業で言えば、日本で受けられないような授業を取りたいと。

因みに、以前アメリカで取れる珍しい授業である筋トレのクラスと自習のクラスを紹介しましたので、もし良ければ読んでみて下さい。

今回の記事では今まで紹介していなかったアメリカの高校の珍しい授業「Driver Edcuation(ドライバー教習)」を紹介します。

そう。アメリカの高校でドライバー教習の授業が取れる学校が多くあるのです。州によって異なりますが、16歳以上から運転免許を取れるのも理由の一つかもしれません。

以下の記事でアメリカで運転免許証を取るのが簡単か説明しました。でも、「そうは言われてもちゃんと勉強したい」とか、「念には念を入れて、事故を起こさない様にしっかり実技教育を受けたい」という人もいると思います。

自分はどちらかと言うとそっち派です。車があると移動がかなり便利になりますが、事故を起こす可能性もゼロでは無いですからね。我流ではなくて、ちゃんと学んでおきたいです。

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ドライバー教習の内容

日本の運転免許センターで学べる内容とほぼ同じですが、一応内容を紹介します。ポイントはアメリカの高校の授業の一つとして学べることです。高校生で車を乗る国だから提供されているのでしょうね。

学科教育

運転免許を取得するためには、交通法規や安全運転に関する知識が当然ながら必要です。本を買ったりして自習して学べますが、授業でもちゃんと説明してくれます。

授業では、こういった基本的な話を取り扱います。 因みに、学科教育は通常、州の認定を受けた教師によって行われます。自分が通っていた高校はそうでした。

授業の内容は交通法規、交通標識、安全運転の原則などを学びます。日本で学ぶ内容と大差ありません。事実、自分は日本とアメリカで運転免許のテストを受けていましたが、そんなに内容は大きく異なりませんでした。

実技教育

運転免許を取得するためには、実際の運転試験を通過しないといけません。実際に運転免許センターで受験する前に、授業の中で教師と一緒に車を運転し、実際の道路状況で運転技術を磨いていきます。

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実技教育を受けるには仮免許が必要

因みに実技教育を受けるには、筆記試験かオンライン試験を通過して仮免許(Learner’s Permit)が必要になります。出題内容は学科教育で学んだものです。

以前記事で紹介した通り、問題数も少なく、正答率も八割ぐらいで合格です。なので、合格する事自体はそんなに心配する必要は無いです。

運転免許証取得までの全体の流れ

色々と書きましたが、アメリカで運転免許証を取得するまでの流れは以下です。学科試験と実技試験を通過するために授業を受けるイメージです。

  1. 筆記テストを受ける: アメリカでは運転免許を取得するためにまず筆記テストを受けます。このテストは基本的な交通ルールや運転に関する知識を問う内容。
  2. 仮免許が発行: 筆記テストに合格後、仮免許(Learner’s Permit)が発行されます。仮免許取得後は、横に運転免許証を持っている人が乗るなど、一定の条件下で路上で運転できるようになります。
  3. 実技テストを受験: 実際の運転技術を評価する実技テストを受けます。路上で行われ、合格すると一時的な運転免許(テンポラリーライセンス)が発行されます。
  4. 免許が届く:約2週間ほどで正式な運転免許が郵送されてきます。

アメリカの高校に留学中に運転免許証を取得した方がいい理由

アメリカならではの授業を取るということ以外にもいくつか運転免許証を取っておくメリットはあります。まず、身分証明書として使える事。

アメリカ国内で飛行機で移動する時には必ず身分証明書を提示する必要がありますが、常にパスポートを持ち歩いて無くしたら大変です。こういった時に運転免許証が使えます。

あと、日本で運転免許証を取得する前に知識を身につけて、運転慣れしておくといい準備になると思います。

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最後に

留学中に珍しい経験をするという意味でアメリカの高校で運転免許の授業が取れる話を紹介しました。

珍しい経験はというのもありますが、アメリカでの運転免許は、生活や行動範囲を広げるために重要な移動手段になります。都心なら地下鉄がありますが、田舎にはありません。

なので、車があった方がかなり便利です。あと、日本人なら日本食を食べたくなりますが、学校の近くに日本食が買えるスーパーは無い可能性が高く、車で買いに行く必要があります。

何より、アメリカの運転免許の試験は日本の運転免許試験よりはるかに簡単です。なので、試しに取ってしまってもいいのでは。ぜひ運転免許を取得してみてください!

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