こんにちは!Taishiです。
今回の記事ではアメリカの高校では「こんなクラスも取れるの?」という関連の話をしていきたいと思います。
アメリカの高校ではこんな体験が出来る、授業があるという話を以前しました。以下がその記事となるので、一度読んでみて下さい。
今回話す内容も現地の人からすると、「当たり前でしょ」なんですよね笑
どっちがいい、悪いではないと思うのですが、面白い違いとして紹介します!
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筋トレの授業が単位として認められる
見出しの通りですが、自分の高校では筋トレのクラスが授業として認められてました。勿論、高校を卒業するのに必要な単位として加算されます。
渡米直後の高校一年生だった当時の自分は、「筋トレは体育会系の部活をしている人が高いパフォーマンスを出す為に、放課後に行うもの」という認識でした。
例えば、野球部の部員が投げる球速や打球の飛距離を上げるためにやったり、ラグビー部の部員が当たり負けしないようにスクワットを行うとか。そういったイメージを持っていました。
自分が通っていた高校では、別に運動をしていなくても筋トレ授業を在学生は授業を取っていました。
高校を卒業するのに必要な運動系の単位があって、部活をやると単位が取れるのですが、部活をしない人は筋トレとか体育みたいな授業を取るのです。
勿論、体育会系の運動部に所属している人も取ってました。アメリカの花形のスポーツである「アメフト部」、「野球部」や「バスケットボール部」の選手とか。
因みにアメフト、野球、バスケ観戦をオススメする理由の記事は以下ですので、こちらも興味があれば読んでみて下さい。
筋トレの授業ではちゃんと筋トレする必要あり(当たり前ですが)
「筋トレが授業として認められるの?ダンベルを適当に上げ下げしてれば良いだけじゃん。ラッキー。」と当時の自分は思ってました。渡米した直後から筋トレの授業を取っていたのですが、その考えは甘かった笑
45分間が一コマだったのですが、ひたすら筋トレをしなければいけない。サボってたら先生が目を光らせて、「筋トレをしろ!」と言ってきます笑
最初の20分ぐらいは良いのですが、調子に乗ってやるとすぐにバテて、筋トレが出来なくなります。(手、肩、腕が震え始めます)
それで、疲れたのでウェイトリフティングルームの隅っこでバレないように座ってたら、「隠れてもダメだ。筋トレしろ!」と言われたのを覚えています。懐かしい笑
渡米直後の自分は痩せ型で体重は58キロぐらい、ベンチプレスも30キロぐらいしかあがりませんでした。ですが、半ば強制的に筋トレをした結果、三年間で100キロ近くまではあがるようになりました。
アメリカで生まれ育った人はこういった生活が当たり前で、もっと若い時から筋トレをしてる人も多くいます。友人の一人では150キロを超えるベンチプレスをしている人も。
以前、筋トレをすると身長が伸びなくなる話を聞いた事があります。ただ、2メートルを超えていて、筋トレをしまくるアメリカ人の友人を見ると関係ないのかなと思ったりまします。
いずれにしても、筋トレをするのが良いのかどうかは別として、アメリカの高校の珍しい一つの授業の一つとして覚えておいて貰えればと思います。
筋トレの授業を取って、放課後にも筋トレしている人とかいたな、そういえば。高校生ながら、肉体改造をしているみたいですね。
自習するだけの授業を選択出来る
自分が通っていた高校には「Study Hall」と呼ばれる、自習をするだけの授業がありました。この時間を使って、翌日まにやらなければいけない宿題をみんなやります。
「学校が終わってから、家で勉強すれば良いのでは?」。そう思う人もいると思います。
これはアメリカならではなのかもしれませんが、授業が朝から晩までぶっ通しであって、その後に部活があります。シーズンが始まると、平日の夜に試合があります。
試合が終わって帰宅するのは22時とかになったりします。食事を取ったり、シャワーを浴びたりなどしてると、とても勉強にあてる時間がなくなります。だから、Study Hallの授業を取るのです。
この時間を使って、シーズン中の部活をしている選手は可能な限り、宿題やテスト勉強をします。そうしないと、とてもじゃないけど高校の授業についていけないからです。
因みにアメリカの部活に関する記事も以前紹介したので共有します。参考までにどうぞ。
因みにアメリカでは高校でも、大学でも成績が最低限のレベルを保ってないと試合に出る事すらできません。確か、全体の平均でC以上だったと思います。
運動が良く出来ても、学業成績不振で試合に出れない状況に陥る可能性があるのです。実際にそういった学生の話も聞いた事があります。
だから、試合に出れる様にみんなちゃんと勉強します。大好きなスポーツが学業成績のせいでできなくなったら、元も子もないですからね。
特にスポーツ特待生で学費全額免除を目指している人なんかは試合に出る出ないは死活問題です。選手として良いパフォーマンスを試合で見せないとスカウトしてもらえないですから。
高校最終年にはかなりの特権が
今まではこんなクラスや授業が取れるという話をしてきました。最後は高校最終年、つまりSeniorにだけ与えられていた授業を取るとらないの特権について話をしていきます。あくまで自分の高校の話にはなりますが。
まず、最初の授業を取る必要がありませんでした。確か、8:45~9:30だったと思いますが、その時間は授業を取らなければいけないわけではなく、自由に時間を使えました。
自分は、大学の出願書類を書く時間あててました。アメリカの大学は、大体11月頃を目安に出願を目指す事が多く、高校最終年の年は学業成績よりも大学の出願準備に時間を充てた記憶があります。
紹介ばっかりで恐縮ですが、アメリカの大学の種類を以前記事で紹介したので、良ければ読んでみて下さい。
あと寮では、授業が終わって、夕食を食べたら、20時から22時まで勉強をしなければいけない時間でした。ですが、Seniorになると、その強制は解かれ、自由に時間を使えました。
ルームメートが車を持っていたので、平日もたまに外食をしたりしてました。Seniorになるまでは、週末までは基本勉強の日々が多かったので、ちょっとした開放感を味わえたのを覚えています。
Seniorになった時、同級生に「Seniorになると高校生の中でも特別な特権を与えられるんだ!この一年をずっと待ってた!」と言われた事があります。それぐらい高校最終年はアメリカの高校生が憧れるのかもしれないですね。
まとめ
いかがでしたか?アメリカの高校に関するちょっとした豆知識でした。
とても懐かしい高校時代。もうかなり前ですからね笑 毎日筋トレして、ハンバーガーとかピザとか、週末は映画を観ながらポップコーンを食べたりとか。
全く食事制限をしなかった結果、筋肉と脂肪がかなりついてしまったのを覚えています。医者からも健康的じゃないと言われて、大学に入ってからは気を付けるようになりましたが笑
少し話がずれてしまいましたが、今回の記事はここまでとしたいと思います。最後までお付き合い頂き、有難うございました!