皆さん、こんにちは!Taishiです。
アメリカ留学したら、皆さんは何をしてみたいですか?まずは観光や英語での会話。生活に慣れてきたら、アメリカ人や他国から留学してきている人達との異文化交流。あと、スポーツ観戦やニューヨークのブロードウェイでショーを観るのも良いですよね。
留学してから何をしたいかは、本当に人それぞれだと思います。あと、一番したい訳じゃないけど、「こんな事してみたい!」な事もあると思います。
以前、留学中にしておいた方がいい事を記事で紹介しました。以下となりますので、良ければ是非読んでみて下さい。
私の友人ですが、「アメリカの部活(運動部)に参加して、どんな感じか違いをみてみたい!」という人がいました。そんな彼みたいな人の為に、今回の記事ではアメリカのクラブ活動事情についてお話をします。
以前の記事と同様に留学前の参考情報として読んで下さい。自分も初めて聞いた時はビックリしました。
Table of Contents
シーズン毎に部活の活動時期がある
アメリカでは学校の部活はシーズン制です。学校によって、どのスポーツがどの時期で行われるかは、場所によって大きく寒暖差がある為、異なるかと思いますが、いずれにしても、秋、冬、春で参加出来るスポーツは異なります。また、季節毎に違う部活に参加出来ます。
参考までに各季節毎に行われているスポーツを紹介します。
Fall Sports (秋の時期に行われるスポーツ)
時期は9月から11月末までぐらいでしょうか。以下がよく挙がる秋に参加出来るクラブ活動です。
- フットボール
- サッカー
- 水泳&ダイビング
- ゴルフ
- バレーボール
- チアリーディング
- クロスカントリー(陸上)
春にも陸上があるのですが、クロスカントリーはどちらかと言うと長距離走です。日本の国立競技場でもよく見かける球場の周りの茶色のトラックをひたすら走っていた印象です。あと、山とかも走ったりすると聞いたことがあります。
Winter Sports (冬の時期に行われるスポーツ)
冬のスポーツの時期は12月から翌年の3月末までぐらいです。
- バスケットボール
- サッカー
- レスリング
- チアリーディンング
- アイスホッケー
- スキー
自分の高校では、冬のスポーツは秋のスポーツが終わってすぐだったり、秋のスポーツの時期が終わる前に開始しているものもありました。たしか、サッカーはそうだったと思います。
開始時期に統一感がない結果、秋と冬のスポーツの両方に参加している人で、秋のスポーツの方でチームが上手く行ってて、活動が終わらず、冬のスポーツの方の参加が遅れている人とかいました笑
同級生に聞いたら、「しょうがないよ。チームが上手くいってるんだから。」とか言ってました笑 日本じゃ絶対ない状況ですよね。
Spring Sports (春の時期に行われるスポーツ)
自分の学校では、時期は3月から5月末までぐらいでした。この春のスポーツシーズンが終わると、一年間は終わります。そして、卒業式がやってくる様な感じです。
- 野球
- ソフトボール
- テニス
- ラクロス
- 陸上
- ボート
自分の高校では、この時期になると秋のスポーツが終わって、少し休んだ後、もう一つぐらい運動やろうと思っている人が結構参加してました。
例えば、自分の高校の野球部の部員は半分以上がアメフト部にも所属している人達でした。アメフト部の人達は毎日筋トレしているのもあって、パワーがまあ凄い笑
試合を何回か観にいったのですが、投げ方が綺麗かどうかは別として投げる球は物凄く速いし、打球も当たればよく飛んでいたのが印象的だったのを覚えています。
シーズン制のスポーツ活動について自分が思ったこと
この複数のクラブ活動に参加出来るシステムを採用しているアメリカですが、自分の高校時代の経験から言うと、やはり複数のクラブ活動している人が多かったです。
自分の高校でよくあった組み合わせが、アメフト、野球、バスケのいずれかの2つをやっている人が多かったです。
ただ、一つ疑問に思っていた事がありました。どのスポーツもルールもプレイの仕方も全然違うので、「そんなに幾つも掛け持ちできるの?おざなりにならない?」と、最初は先入観を持ってました。
なぜなら、各スポーツの練習量が必然的に少なくなるからです。色んなスポーツやるのは自由だけど、どれもやるのは少し無理があるのではと思ってました。
だけど、試合を観に行ったら、みんなかなり上手かった笑 本当に運動神経がいい人はどのスポーツも高いレベルで出来てました。
アメリカでも大学はスポーツ推薦がありますが、掛け持ちしている両方のスポーツで奨学金付きのスポーツ推薦入学許可をもらっている人もかなりいました。
どうして複数のスポーツをみんな高いレベルで出来るのか不思議だったので、掛け持ちのスポーツをやっている友人に聞いてみた事があります。
その時、その友人が言ってたのは、「5歳ぐらいからこんな感じで毎年スポーツやっているから、毎年の積み重ねでは?」って言ってました。アメリカは運動を幼少の頃からずっとやる人が多いので、一理あるかも。
あと、夏休みの期間中に合宿みたいなのがあって、技術的な事を学ぶ機会が毎年あるって言ってました。自分はスポーツ観戦が好きで、それぞれのスポーツの良さを感じていますが、運動する側からしても、一年を通して色んなスポーツを楽しめるのは良いかもしれないですね。
あとスポーツによって、使う筋肉も違うはずだから、全体的にバランスよく鍛えられるかも。色んなスポーツをやる事が結果として、それぞれのスポーツをする時に役に立ってるかもしれないと思いました。
因みに、大学でも掛け持ちする人も稀にいます。野球でもバスケでも超一流だけど、アメフトでプロになる事を選んだラッセル・ウィルソン選手なんかは有名ですよね。
最後のまとめ:アメリカと日本のクラブ活動の制度について
今回の記事ではアメリカのクラブ活動について紹介させて頂きました。
アメリカの高校に来て、こういった掛け持ちで部活を参加する制度が一般的な事を知って、良さを理解した反面、日本みたいに1年間同じスポーツを行うのとはどちらが良いのかなと思った事があります。
自分なんかは色んな事をしてみたいと思いますが、一つのスポーツをやりたい人もいると思います。
アメリカで知り合った友人の中には一つのスポーツしかあえてやらない人もいました。シーズンオフの期間は試合が無いので、練習するしか無いのですが、理由を聞いたら、「このスポーツが好きでしょうがなくて、全ての時間を上達する事に費やしたいから」って言ってました。
なので、結論その人が何をしたいかによるのかなと思います。ただ、アメリカ留学するからこそ出来る経験ではあるので、留学生の人は検討してみても良いのでは?