Dead Week|大学・大学院の試験前勉強期間

アメリカ留学(全般)

皆さん、お元気ですか?Taishiです。

「アメリカの大学・大学院は入学するのは楽で、入学してからが勉強とかで大変なんでしょ?」。日本に帰国してから、よく聞かれる質問です。

結論から言うと、大学によっては入学難易度は大きく異なり、またどこの大学も入学してから勉強をかなりする事が多いです。

IVY Leagueの学校に入学するのは結構大変ですし、受かる可能性があると思って出願する人の中でも入学出来るのは本当に一握りです。

ただ、語学学校に通って、授業を履修した後、入学出来る大学もあるのも事実です。なので、学校によって入学難易度の差は大きく異なります。

それでは在学中の勉強はどうなのか。自分は大学・大学院は別の学校に通いましたが、どちらも凄く勉強しました。そして、アメリカ留学を通じて知り合ったどの大学の友人も同じ事を言ってました。

今回はその中でも特に熾烈な期間である「Dead Week」について紹介します。この時期になると、「あぁ、もうそんな時期か。」と憂鬱な気分になったのを覚えています笑

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Dead Weekとは

Dead Weekの意味は以下です。辞書にも載っているんですね。少し笑いました。

特に米国の大学において、期末試験前の勉強期間を指す。◆【語源】この期間中の勉強量が普段の比ではなく、極度のストレスにさいなまれることから。

出所: 英辞郎 on the web_dead week

この期間は命名されている通り、「死ぬほど勉強する期間」です。かなり勉強します。正直、クラスに行く時間と食事の時間以外は勉強です。

可能な限りをテストに時間を捧げる。それでも、時間が足りなくて、徹夜をする事もあります。(身体には良くないので、あまりしないようにはして下さい笑)

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どこの大学でもこの期間は勉強以外しないのでははないでしょうか。ランチと言えども、会食は控えると思います。

早く、簡単に食べれる物を食べて、食事を済ませる。そして、出来る限りを勉強時間に充てる。これが自分のDead Week期間中の過ごし方でした。

WikipediaでDead Weekについて調べてみたら、「真夜中に叫ぶ」事を恒例行事にしてる大学も多くあるみたいです。ストレス発散する為ですかね。気持ちは良く分かります。勉強ばかりしてて、やってられない気持ちになることもしばしばあります。

あと、この期間は”エナジードリンク”と”軽いスナック”が友でした。大学も夜中になると、エナジードリンクを無料で配布したりしてた事も。寝ないで勉強しろという事でしょうか笑

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テスト期間中は図書館が住居地に

図書館はテスト期間中じゃなくても、勉強する時によく利用します。以前記事で紹介した通りです↓

ただ、Dead Week期間中は勉強する時間が一年の中でも最も多い。それに比例して、図書館にいる時間も長くなったりします。自分もこの期間中は一日の半分以上は図書館にいた記憶です。

朝一のクラスを取っていて、テスト前に復習する為に図書館に寄ったら、目を充血させたクラスメートが「今日のテストの為に徹夜したよ」なんて言ってた事もありました。

語学にハンディーがある留学生だけでなく、英語が母国語の人でも気合を入れて勉強するのが、このDead Weekなのです。

自分の通っていた大学だと、この期間中は図書館の一室を貸し切って、住んでいる学生とかいました。「図書館で勉強するのはいいけど、住まないで家に帰ればいいのでは」と思ったりしましたが、もしかしたらキャンパスから遠いオフハウジングに住んでいるのかもしれません。

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試験期間が終わった後の爽快感がハンパない

これ程、異常なまでに勉強するので、終わった後の爽快感は最高です。恒例行事として、自分は友人とお互いの健闘を讃える飲み会を必ずしてました。

ストレスが溜まっているのか、この飲み会がまあ盛り上がる笑 そして、何より楽しい!イメージとしては、なんかのイベントの打ち上げみたいな感じでしょうか。これが待っているからDead Weekを乗り切れるのかもしれません。

因みに、試験には中間試験と最終試験があります。中間試験の後はまだ授業が待っているので別ですが、最終試験の後は、春・夏・冬のどれかの休みが待っているだけです。なので、この時する飲み会は明日の事を気にせず騒ぎます。

最後に

いかがでしたか?学生の本分である勉強に関する記事でした。

少し怖い事を言うと、今でもたまに大学時代の試験期間中の夢を見ます。そして、「まずい、テストに遅れる」という気持ちになって朝起きたりします笑 試験期間中はそんな夢を見るぐらい、真剣に勉強してたんだと思います。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないですが、今となっては良い思い出です。一生忘れる事はないでしょうけど笑

就職してからも大変な事は沢山ありました。終電に間に合わなくなって、タクシー代がもったいなから、会社に寝泊まりした事もあります。

ただ、学生時代に忙しい時期を過ごした経験があるので、その延長線上にある感覚がしたのを覚えています。

社会人と学生は勿論違います。例えば、社会人は役職が上がるにつれて、自分以外の人に影響を及ぼす様な責任も伴ってきます。学生みたいに、忙しい時期を乗り越えるだけじゃないのが大きな違いだとは思います。

それでも、学生時代から、決められた事を期日までに忙しくても間に合わせる経験をするのは貴重だったなと今でも思います。きつくても何とかして乗り切ろうとする癖が身に付いた気がします。

アメリカの大学では、半ば強制的にこんな経験をせざるを得ません。なので、社会人になった後を見据えると、留学する事の一つのメリットかなと思います。

大学・大学院からアメリカ留学する人は勉強する事は覚悟しましょう。そして、忙しく勉強した期間はその後の人生の財産になります!勉強で忙しい期間も留学の醍醐味の一つです。

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