OPTの期間が変わる!STEM教育について

アメリカ留学(全般)

皆さん、こんにちは!Taishiです。

MBA留学をした人は卒業後を見据えて、就職活動をすると思います。あと、社費留学した人も転職検討する人がとても多いです。

就職先はMBAで一生懸命勉強した内容を日本の会社で活用出来る機会があるとか、どんな条件で働けそうかなど、様々な要素を比較して、選択する事になると思います。

MBA留学した人の殆どが日本に帰国して、勤めるケースが多いのですが、今回はアメリカの企業に勤める時に使えるSTEM教育に関する記事です。

MBAでもSTEM教育だとアメリカ政府に認定されている大学とそうじゃない大学もあります。今回の記事ではSTEM教育は何なのか、STEM教育認定されているMBAプログラムに通うと何が良いのかなどを中心に説明していきたいと思います!

因みにMBAだけでなく、大学もSTEM教育認定を受けている学校は勿論あります。ただ、大学院ぐらい出てないとアメリカの会社に勤めるのは中々難しいので、MBAを卒業して検討するのが良いかなと個人的には思います。

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STEM教育とは

STEM教育の説明は以下です。

STEM教育(ステムきょういく)とは、”Science, Technology, Engineering and Mathematics” すなわち科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する語である。

2000年代に米国で始まった教育モデルである。高等教育から初等教育・義務教育までの広い段階に関して議論される。科学技術開発の競争力向上という観点から教育政策や学校カリキュラムを論じるときに言及されることが多い。

STEMの構成分野については、アメリカ国立科学財団 (NSF)が策定するガイドラインに従っている団体が多い。

NSFはSTEMの範囲を広く取っており、例えば以下の分野はすべてSTEMに含まれる。

・化学

・工学

・コンピュータ科学

・社会科学(人類学・経済学・心理学・社会学)

・数理科学

・生命科学

・地学

・物理学および天文学

・STEM領域の教育・学習に関する研究

出所: Wikipedia_STEM教育

アメリカでかなり重要視されている分野の略称でSTEM教育と呼ばれている。これからの社会はこの分野が重要であり、次世代の人材を育成する為にこの教育の推進を進める必要があるという事みたいです。

教育の名称からすると、ITとか理系に特化した人材を育成するイメージですが、それだけではありません。自発的に動けるようにしたり、創造力や判断力、問題解決力を持った人材を育成する事も目的としているみたい。

MBA出願で必須となる事が多いGMATなんかは正に問題解決力が問われる要素も大いにありますし、授業も自分達で考えて、答えを探していく様な宿題も多いので、この目的を満たしているというのも納得出来る話です。

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STEM教育だと認定されているMBAプログラム

STEM教育の指定を受けているMBAプログラムは結構あります。ほんの一例ですが、以下の大学はそうです。

出所: MBA & Beyond_STEM MBA opportunities in USA

ランキングの上位に来る大学は大体該当します。特筆すべき点なのが、Full-Time MBAだけじゃなくて、Executive MBAも該当する事もあるという事です。

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STEM教育だと認定を受けているMBAプログラムは何が良いのか?

STEMだと認定を受けているMBAのメリット。それは、OPTの期間が3年まで延長になる事です。(通常は一年間)

プラクティカル・トレーニング(Practical Training)とは、学生ビザで滞在する留学生が、専攻する分野の実地研修目的で就労することを許可される制度。

学業の一環ではなく行う場合をOptional Practical Trainingと呼び、中でも卒業単位を全て取得してから行う場合は、Post-Completion Practical Trainingと呼ばれている。

出所: コトバンク_プラクティカル・トレーニング

労働ビザが取れれば一番良いですが、申請に手間がかかったり、承認がされるとは限りません。ですが、OPTであれば、申請書類を揃えて、大学に申請すれば承認されると聞きます。

ただ、OPT出願者が多くて、申請してからかなり日数が経たないと承認されない事もあるのだとか。酷いと半年とか待たされるみたい。

卒業後、OPTを使って、アメリカで働く事を検討している場合は計画的に申請をした方がいいと思います。

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最後に

いかがでしたでしょうか。自分の知り合いはアメリカで働きたくて、STEM教育指定を受けているMBAに通った人もいるぐらいです。

通常のOPTで一年間働くのもいいのですが、あっという間に過ぎてしまいます。三年間も続くとなると、経験も積めるし、かなりのメリットです。

当然の事ながら、現地で働く企業から内定書を貰う必要があります。なので、アメリカで働けるぐらい、英会話能力を含めたスキルは持っておいた方がいいのは間違いないです。

OPTを利用してアメリカに働いた経験があるわけではないですが、基礎力を身につけた上で、更に英語力を向上させるのに自分がやってみて効果的だった方法を記事で紹介しました。もし良ければ読んでみて下さい。

それでは今回はここら辺で。最後まで読んで頂き、有難うございました!

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