アメリカ国内で有名な鉄道|アムトラック

アメリカの文化・生活

お久しぶりです。Taishiです。

アメリカ国内で遠出する時、使う移動手段として車、バス、飛行機、そして鉄道があります。今回の記事ではアメリカ国内全域で鉄道網を有するアムトラック(Amtrak)について紹介します。

色んな魅力の詰まった交通手段です。例えば、都心から都心を繋いでいるのですが、その移動中に見れる風景が自然豊かで何と言い難いぐらい綺麗。アムトラックを利用する時の一つの醍醐味です。

アメリカは都心であれば、多くの場所に地下鉄があります。ニューヨークとかワシントンDCとかロサンジェルスとか。なので、都心に住む人や少し離れた郊外に住んでいる人は、日本みたいに地下鉄で通学・通勤する人も多くいます。

ですが、地下鉄が通ってない様な、更に遠くに住む人達もいます。そういう方の中にはこのアムトラックを使って通う人もいます。日本で言う新幹線を利用して通勤・通学する人を想像して貰えるとイメージが付きやすいかも。ニューヨークで勤めている人に多くいるイメージがあります。

少し話が逸れましたが、それでは、ここからアムトラックの紹介に入ります!

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アムトラックについて

アムトラックについての説明は以下の通りです。

アムトラック(Amtrak)は、アメリカ合衆国で1971年に発足した、全米を結んでいる正式名称は全米鉄道旅客公社(アメリカ英語: National Railroad Passenger Corporation)で、連邦政府出資の株式会社という形態をとっている。アムトラックの名称は、America と Track(線路、軌道などの意)の二つの語から合成されたものである。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/アムトラック

まだ出来てそんなに長く経っていないんですね。また、アムトラックの路線図は以下です。

出典: https://www.amtrak.com/plan-your-trip.html

西のカリフォルニア州から東のメイン州まで、アメリカのほぼ全域をカバーしています。試しに、ロスアンゼルスからボストンまでアムトラックで移動した場合の移動時間を確認してみたら、約70時間かかるみたいです。時間かかりますが、行けなくないかも笑

余談ですが、列車が走り出した時、警笛を鳴らして走ります。イチローのマリナーズでの試合をテレビやセーフコフィールドで観戦したことある方なら聞いたことあるかと思いますが、本当に良く音が聞こえます。むしろ少し煩いぐらい笑

理由は踏切を通る時に車との事故を防ぐ為にやっているみたいです。日本は交通ルールとして踏切の前は一時停車をして、安全確認をしてから渡りますが、アメリカではそのルールが無いのも一つの理由になっていると聞いた事があります。

良い点と悪い点

ここからはアムトラックの長所と欠点についての紹介です。

長所

まず、言えるのが、飛行機より費用が安く移動出来て、移動時間がバスよりも短い点です。当たり前と言えば、当たり前ですが。ただ、飛行機は高い反面、移動時間が短いというメリットがありますよね。

あと、都心間で移動出来るのも良い点だと思います。例えば、ニューヨークからボストンまで移動する時にアムトラックを使用する場合、ニューヨークはマンハッタンのど真ん中にあるPenn Stationから乗って、ボストンはBack Bay Stationという、これまた都心の駅で降りる事になります。

アムトラックを利用すれば、目的地に着いてからの移動が楽になるケースが多いのではないでしょうか。飛行機は空港間の移動は早いですが、空港からまた移動するのが少し疲れます笑

他の良い点として、車内でwifiが使えます。電源コードもあるので、インターネットしたり、飲食したり、映画観たりしながら移動が出来ます。座席も結構ゆったり座れて快適です。自分はアムトラックで移動する時は朝一の便で利用して、ダンキンドーナツでコーヒーとドーナツを買って、朝食を取りながら、映画を見てました。

あと、学生だったら、学割が使えたはずです。これも嬉しい特典ですね。

欠点

逆に悪い点を挙げるとすると、飛行機よりは時間がかかるところでしょうか。しょうがないのですが。

あと、本当にたまにですが、列車の故障とかで、スケジュール通りに出発してくれないこともあります。稀に事故もあるみたいです。ただ、そんなに頻発しているわけではないです。ちなみに自分は人生で一回も遭遇した事がありません。

思いつく限り、利用する上での懸念点はこれぐらいです。正直、アメリカ国内で移動する際に使わないという選択肢はないぐらいオススメ出来ます。

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最後に

簡単にアムトラックについて紹介しましたが、短・中距離の移動に適した移動手段だと思います。移動距離が短い場合だと、飛行機との移動時間にそんなに差が出ないし、都心で下車出来るので。

留学して、アメリカに住んでいれば、いくつか連休があります。サンクスギビングとか、春休みとか。そんな時には飛行機やアムトラックなどを利用して、旅行してみたらいかがでしょうか。

ちなみに以前アメリカの年中行事について、紹介した記事があるので、良ければ読んでみて下さい。

アムトラックで良い旅を!何より移動中の車窓からの景色を楽しんで下さい。アメリカならではの、雄大な自然を楽しめます!

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