「何語を勉強するの?」アメリカでの外国語教育について

アメリカ留学(全般)

こんにちは!Taishiです。

日本では中学校から英語を勉強しますよね。これからは小学校からになる可能性もありますが、いずれにしても外国語の勉強となると「英語」一択だと思います。

英語は世界共通語になっているので、日本人が義務教育の一環で勉強をする理由はよく分かります。ところで、海外で英語を話している国の人達は何語を勉強するのでしょうか。

今回の記事ではアメリカにおける外国語教育についてお話しします。アメリカでも中学から外国語を学びますが、何語を学べるのか、何語を勉強する人が多いのかなどを中心にお伝えします。

因みに自分は高校では外国語の授業を取っていませんでした。日本人なので、英語が自分に取っての英語みたいな感じとして高校からは認められて、他の言語を取るのは必須じゃありませんでした。

大学ではフランス語と韓国語を取りました。卒業に必要最低限なレベルまでしか単位を取りませんでしたが、言語毎の文章表現を学べて楽しかったです。

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アメリカでは選べる外国語のクラスが高校から豊富

見出しの通りですが、アメリカでは高校から選べる外国語の選択肢が豊富にあります。とは言っても、学校毎に違いはあると思いますが。

因みに自分の高校では以下のクラスが選べました。

  • スペイン語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • 中国語
  • 日本語
  • ラテン語
  • アラビア語

リストにしてみて思いましたが、多いですね笑

生徒達はこの中で好きな外国語を選んで受ける事になるのですが、優秀な成績を残すとNational Honor Societyと呼ばれる協会に選抜され入会します。

高GPAを残した人が選ばれて参加するのですが、この会の中で言語に特化したものもあり、Language Honor Societyというものも自分の高校にはありました。

ちょっとしたセレモニーがあって、表彰式があります。その時に自分が学んでいる言語でスピーチします。余談ですが、このHonor Societyはちょっとした名誉となります。

学業成績優秀者の集まりなので、アメリカの大学受験の時も「優秀な生徒」として認識されて、プラスの評価を受けます。

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スペイン語のクラスを受ける人が圧倒的に多い

数ある外国語のクラスの中でどの言語が一番受ける人が多いのか。自分の高校でもそうでしたし、アメリカ国内においてもそうだと思いますが、スペイン語のクラスが一番人気でした。逆に自分の高校では日本語のクラスが一番人数が少なかったです。

スペイン語を第二外国語として選択する人がアメリカに多い理由は、スペイン語を話す・使用する機会が国内でも多い事がまず挙げられると思います。メキシコからの移民がとても多いので、スペイン語を話す人がとても多いのです。

場所によっては、スペイン語で書かれた道路の標識もあります。フロリダとかそうですね。国内でも頻繁に使われている事から公用語の一つになっていると言っても過言ではないでしょう。

最近は中国語を勉強する人も増えていると聞きます。経済成長著しい中国の企業と将来ビジネスでやり取りする事を見据えて勉強している人が増えているのだと思います。

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授業中はとにかくその言語で会話する

授業中は文法、単語、文章を読みますが、その言語を使って話す機会がとても多いのが特徴です。高校は毎日同じスケジュールで進行しますし、大学でも週4日は言語のクラスがあるので、ほぼ毎日外国語を話します。

テストも単語や文法のチェックだけでなく、スピーキングもあります。だから、授業に参加して、毎日話ししてないとテストで高得点を取るのは難しいです。

そんな感じで毎日話すものだから、大学卒業する頃には自分が勉強した外国語はある程度喋れるようになります。最低でも、簡単な意思疎通ぐらいは間違いなく出来る様になります。

英語の勉強の話をした記事でも紹介しましたが、外国語での会話能力とリスニング能力は話す&聞く頻度が物を言うと思います。

因みに以前紹介した英語の事前学習やTOEFL対策の記事は以下ですので、参考までにどうぞ。

自分が大学で外国語の授業を取っていた時も、授業中はひたすらその言語で話していましたが、最初は大変でした。何が大変かって、先生がネイティブスピーカーで、早いスピードで話すからです。

海外留学した当初と同じで、最初は先生の言っている事が中々理解出来ませんでした笑 アメリカにいながら、また留学した気分になりました。

ひたすら数をこなして慣れるしかないんですけどね。ただ、ひたすら話そうとしたり、リスニングを繰り返した結果、記憶が定着して、今でも忘れずに少しは会話出来る様にはなりました。

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最後に

いかがでしたか?言語のクラスの豊富さは自分がアメリカの高校の授業で驚いた事の一つです。

日本人からすると韓国語は覚えやすいかもしれません。何故かと言うと単語が似ているからです。例えば、野球は韓国語でヤグですし、記憶するはキオクハダと言います。

ただ、自分がもう一回選んで言語のクラスを受けるとしたら、スペイン語を受けてみたいかなと思います。スペインに行ってバル巡りをして、スペイン語で注文してみたいなと思います。

他にもアメリカの学校で興味深かった事もあった記憶があるので、思い出したらまた紹介します。それでは今回はここら辺で。今回も最後まで読んで頂き、有難うございました!

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