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GMAT対策をしている予備校
GMAT対策をしている予備校について、紹介します。いくつかありますが、自分の知り合いや自分もですが、全員塾は二つ以上通っていました。
先程お伝えした通り、”全体像を掴む為”、”自分の弱点克服の為”の2点から予備校選びをするのが良いと思います。
業界最大手で、GMATの全てのセクションに関するクラスを提供しています。自分も一番最初に通いました。
生徒の数も多く、自分が分からない問題があっても直ぐ次の問題に移ってしまう事も多かったので、自分はAGOSだけでは目標点の到達が出来ませんでした。
ただ、授業で渡される教科書はコンパクトにまとめられていて便利です。網羅的に授業を行なってくれるので、GMAT全体像の把握をするには役立ちました。
SCに特化した塾です。受験仲間で受講している人がいましたので聞いてみましたが、文法に関するインプットをひたすら受けるそうです。
実際に受けた訳ではないので、分からないですが、評判は凄く良いです。英文法の基礎固めをしてくれて、非常に評判が良く、力はつくみたいです。ただ、インプットが多いので、復習が大変との話もありました。
自分が2校目で受けた塾で、ここのオンラインコースに3ヶ月通って、目標点の達成が出来ました。
個人的には一番オススメの予備校です。アゴスの様にGMAT全体の対策出来るのもそうですが、各パートの授業が分かりやすくて良いです。
あと、100を優に超えるMathとVerbalの練習問題が受けられます。OGの問題と同様に、本番に難易度が極めて、とても良い準備になります。
あと、オンラインコースがとてもオススメです。理由は、金額も10万程度で安く抑えられる事と受講する時間が自由に選べるからです。
当時、出張が多く、決まった時間に決まった場所で授業を受けるのが難しかった為、このオンラインコースがあったのは非常に助かりました。
AGOS、濱口塾と同様にGMAT全体の対策をしてくれる塾です。この塾で評判が良いのが、CRとRCの対策授業です。
CRは一つ一つの問題の論理を分解していき、腹落ちするまで時間をかけてやると聞きました。
あと、RCは例題を使い、文章を読む時の着眼点や問題を解くコツをパターン毎に分けて教えてくれるそうです。
この塾も非常に評判が良く、GMATの点数向上に役立つと聞きます。事実、知り合いに何人もIVY Leagueの一校に進学した人を知っています。
その他
他にも以下の塾があります。自分は通った事がなく、また知り合いにもいない為、どこに強みがある塾までかは分からないのですが、参考までに共有します。
エッセイ&インタビュー
MBA受験の中で、統一試験の次に時間を割いて、準備をする必要があるのがエッセイです。
大学院の入学事務も一つ一つちゃんと読んでますし、超重要です。時間とお金をかけて対策した方が良いです。
インタビューに関しても、英語での面接に慣れていない場合はちゃんと準備はした方が良いです。大学院に入って、授業についていけるか、発言するなどしてクラスに貢献出来る程の英語力はあるかを見られています。
上級者向けに英語での会話能力をどうやって向上させるべきかを記事で紹介しています。参考までに読んでみて下さい。
エッセイもインタビューも、対策はカウンセラーと契約して、一緒に準備するのが一般的です。自分自身の長所を上手に引き出して、エッセイでどう伝えたら大学から見て印象が良いか、アドバイスをくれます。多くの受験生を見てきているので、カウンセラーは引き出しが本当に豊富です。
塾に所属しているカウンセラーもいるので塾に相談するか、もしくは個人で運営しているカウンセラーと契約するかのどちらかが良いでしょう。
オススメのMBAカウンセラー
自分が選んだカウンセラーと知り合いから聞いた話を基に、オススメのカウンセラーを紹介します。
Ed Lee
江戸義塾というMBAカウンセリング会社を運営しているカウンセラーです。自分はEdさんにお世話になりました。
自分は4校ぐらいしか出願しなかったのもあると思いますが、値段はかなりリーズナブルでした。しかも、質がすごく高かったです。
まず、Edさんは、メールの返信が本当に早いです。あと、エッセイの構成の仕方や、大学毎に受験生に求めている要素について、的確に教えてくれます。
Edさんはエッセイを一緒に作りあげていくやり方が特徴的です。個人的にとても良かったと思う所は質問しながら、その人独自のエッセイを一緒に作ってくれる所でした。
逆に言うと、Edさんにお願いして、内容を作ってもらう事はしてくれません。自分で過去から今までの経歴を整理して、エッセイに落とし込んでいきます。
個人的にはこのスタイルがすごく合いました。エッセイに自分だけのオリジナリティが出て、他者と差別化が出来ました。
あと、面接で何を聞かれても、エッセイを書き上げる段階で、MBAを志望する理由が頭の中が整理されているので、直ぐに回答出来ました。
Edさんは人を否定する様な事もないし、意見を押し付ける事も全くないです。一人一人、その人の意見を尊重してくれます。
自分は、Edさんのおかげで、納得のいく、自分らしいエッセイが書けました。結果として、自分の第一志望のビジネス・スクールに行けたのは、Edさんのおかげだと今でも思っています。個人的には非常にオススメのカウンセラーです。
とても人気があり、実績のあるカウンセラーです。その為、出願時期にはかなり多忙になります。留学を決意したら、早く契約する事をオススメします。
ちなみにエッセイ作成だけじゃなくて、ビジネス・スクールのインフォメーションセッションの情報やセミナーの情報とかも展開してくれます。
InterfaceのWarren Devalier
Edさんと後述するAdamさんと並び、MBA受験のカウンセラー選びで必ずと言って良い程、名前が挙がる有名なカウンセラーです。
とても質が良いと評判ですが、かなり高額との話も聞きます。自分の知り合いでインターフェイスを利用していた人は一人しかいませんが、コロンビア大学のMBAに合格していたので、質は間違いなく良いと思います。
Adam Markus
とても有名で定評のあるカウンセラーです。ただ、かなり受験生を選抜して、契約しているので、カウンセリングを受ける事自体が大変です。自分も連絡してみたのですが、既に定員に達していると言われてしまい、断られてしまいました笑
塾のAffinity英語学院で出願対策セミナーを開催した話を聞いた事があります。毎年4〜5月ぐらいにやっていて、多分塾の受講生でなくても参加出来ると思います。
Adamさんと直接コンタクトを取る良い機会になると思うので、情報収集の為にも参加してみても良いと思います。
Jessica King
ハーバード大学卒のカウンセラーで、ハーバード用の擬似インタビューをしてくれる事で有名らしいです。
知り合いに聞きましたが、かなり鋭い意見をくれたり、厳し目のカウンセリングスタイルみたいです。
質はかなり良いと評判ですが、Adamさん同様に定員に達すると受付してくれないみたいです。自分に合うスタイルのカウンセラーだと思われる方は、早めに相談して見るのが良いと思います。
Vince Ricci
スタンフォード大学卒のAGOS専属のカウンセラーです。AGOSの受講生で、相談に乗って貰う人も多いのではないでしょうか。
細部に渡って指導をしてくれて、少しでも腑に落ちない点があると一緒に考えてくれたと知り合いは話ししていました。
AGOSのVinceさんの紹介記事ではHarvardやStanfordといった一流MBAスクールへ送り出した実績もあるみたいです。
カウンセラーの紹介は以上となります。どのカウンセラーも優秀で実績がある方々ばかりなので、どうやって選べば良いか分からないという人も多いと思います。
塾と同じで、自分との相性が一番の決め手になると思います。契約して、数十万円を払ってから、後悔する事が無いように一度カウンセラーと打ち合わせをしてみて下さい。
レジュメ
英語版の職務経歴書です。書き方には若干コツが要りますが、カウンセラーと契約していれば、作成を一緒に手伝ってくれます。2週間もあれば、出来上がります。
見せ方が結構重要なので、自分では作らないで、カウンセラーと一緒に作り上げる様にしましょう。一度作ってしまえば、英文のレジュメが必要なインターンシップに応募する時にも使えるし、卒業後も一度作ったものをベースに更新していけば良いので便利です。
推薦状
どのビジネス・スクールも2通から3通の推薦状が必要です。
推薦者の選択について迷う人は多いと思います。社長とかに推薦状を書いて貰えたら、印象が良くなりそうな気もします。
自分もその一人で、役職が上の人や、社会的に成功している人に推薦状を頼む方が大学から見て印象が良いのか、入学事務に一回聞いた事があります。
回答は「その必要は無い」との事でした。以下のどちらかに当てはまる人を推薦者として選ぶのが一番良いみたいです。
・直属の上司 |
・仕事を一緒にした事がある等、自分の事をよく知っており、エピソードを詳しく書ける人 |
大事なのは、受験者との関係性で、その人のエピソードを具体的に話せるかどうかが大事です。
自分は、当時の上司とその前にお世話になった上司の二人にお願いしました。推薦状はA4用紙で2枚程度あり、直ぐに書けるものではありません。
書いてくれる方も準備がいると思うので、出願期日の2ヶ月か3ヶ月前には相談をした方が良いと思います。
終わりに
長文となりましたが、MBA受験全般について、紹介しました。
留学前にやる事は沢山あります。留学を決めたら、資金の準備が必要ですし、TOEFLとGMATのスコアメイキングもしなければいけません。何より、精神的、身体的にこたえるものがあります。
事実、仕事が忙しすぎたりして、準備が出来ず、途中で留学を断念する人も沢山います。自分も何人もそういった人を見てきました。
自分も何度も心が折れかけました。朝5時に起きて、勉強してから出社してたのですが、昼食を取った後は毎日睡魔との闘いでした。今では良い思い出ですが笑
でも一度きりの人生。もし、MBA留学できる機会があるのであれば、仕事が忙しかったりして、勉強と仕事の両立がきつくても留学を目指してみても良いと思います。受験をする過程・留学中と本当に多くの学びが得られると思います。
もし、MBA留学すると心に決めたら、今回の記事で紹介した情報を活用して下さい。MBA受験は情報が物を言う所があります。TOEFLやGMATの目標スコア獲得や納得のいくエッセイを仕上げるのにきっと役立つと思います。
皆さんが希望通りのMBA留学を実現出来る様に応援しています!Good Luck!