軍艦島、グラバー邸等、長崎は見所が沢山!(旅行体験記: 長崎県-長崎市)

国内旅行(日本)

こんにちは!Taishiです。

先日、長崎県長崎市に行ってきました。長崎市にはグラバー邸、軍艦島、風頭公園等、観光名所が沢山あります。また長崎のご当地ならではの食事も堪能出来ます。

歴史好きで、特に幕末が好きな人は是非来て欲しい観光地です。定番ではありますが、一人旅が好きな人、カップル・家族での旅行先にもオススメです。

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長崎市について

長崎市(ながさきし)は、九州の北西部に位置する都市で、長崎県の県庁所在地である。国から中核市に指定されている。 古くから、外国への玄関口として発展してきた港湾都市である。江戸時代は国内唯一の貿易港出島を持ち、ヨーロッパ(主にオランダ)から多くの文化が入ってきた。外国からの文化流入の影響や、坂の多い街並みなどから、日本国内の他都市とは違った景観を保持している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/長崎市

以上の説明の様に、長崎市は街を歩いていると、日本国外、特にオランダの文化に影響を受けた街並みが見れます。

市内で利用したタクシーの運転手さんとも話しましたが、そんな独特な歴史を持つ街という事もあって、やはり観光しに来る人は多いみたいです。

あと、街の景観を形成するのに特徴的だったのが、この路面電車です↓

市内の路面電車

市内の至る所を走っています。あと何より安い!片道の利用で130円でした。(乗り換えしても追加料金は発生しませんでした)

一日乗り放題のパスも500円で販売しています。観光する際は買っておいた方が良いと思います。

長崎の食事

長崎で有名なご当地グルメといえば、やはり、ちゃんぽん、トルコライス、佐世保バーガー等でしょうか。

滞在時間も限られていたので、今回はちゃんぽんとトルコライスを食べました。

長崎ちゃんぽん (中国菜館 江山楼)

市内の中華街にある「中国菜館 江山楼」でちゃんぽんを食べました。あえて時間をずらして13時半頃に行ったのにも関わらず、混んでいて、30分待ちました。

長崎中華街の入り口
中華街内の道。ここを進んでいくと店があります。

美味しい店は人気があるので、当たり前ですが混みます。事前予約はしておいた方がよく、この店も出来るみたいなので、しておいた方が良いと思います。

少し待ちましたが、やはり現地の人気店だけあって、美味しいちゃんぽん!スープの味付けは少しとんこつラーメンに近い。味の濃さで言うと、福岡の「博多一双」に近い。とてもこってりとしてて、濃厚です。

かなりがっつりしているので、女性であれば二人で一品をシェアして、他の一品料理を頼んで食べても良いかもしれません。

ちゃんぽん

予約しない場合は待つと思います。ただ、味のレベルは間違い無いので、それだけの価値はあると思います。

トルコライス (ニッキー・アースティン 万屋町店)

市内には幾つかトルコライスの名店があるみたいで、今回は「ニッキー・アースティン 万屋町店」という店に行きました。

そう言えば、トルコライスって、何でトルコライスと言うのだろう・・・。調べてみました。ただ、由来は諸説様々。

トルコ料理のピラウから

トルコ料理にピラフの語源となったピラウという料理があります。 トルコライスに盛り付けられるピラフが、トルコの料理に由来するという説です。 トルコライスはピラフのことを指しており、他のパスタやとんかつは付け合わせの料理であるとも言われています。

トリコロールから

国名のトルコではなく、3色の色を示すトリコロールがなまってトルコライスとなったという説があります。 3つの料理を盛り合わせた料理の特徴から、トリコロールと呼ばれていたものが少しずつ変化したということです。

異なる国の料理がワンプレートになっていることから

中東発祥のピラフ、イタリアに起源があるパスタ、そしてとんかつと、さまざまな異なる国の食文化がひとつの皿の中におさめられている料理であることから、同じく異文化が重なり合うトルコのようであるため、トルコライスと呼ばれたという説があります。

出所: Delish Kitchen_トルコライスとは

店構え(ニッキーアースティン)
トルコライス

見た目通り、ボリュームがあります。ガッツリ食べたい人にオススメの料理です。ハヤシライスとコロッケが一緒のお皿に乗っかっている様な料理です。

他にも「ツル茶ん」という店もあり、そちらのトルコライスも美味しいそうです。

その他のご当地グルメ

今回は食べれませんでしたが、「カステラ」も長崎に輸入されて、日本国内で普及されていますよね。長崎のカステラは美味しいそうです。

あと、ホテルの人に相談してみましたが、「佐世保バーガー」と「レモンステーキ」もオススメだと言われました。

レモンステーキは料理名の通り、レモンソースがかかっていて、さっぱりして美味しいそうです。次回来る事があれば、挑戦してみよう。

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滞在中訪れた他の店 (多ら福 亜紗)

ご当地グルメだけでなく、長崎といえば魚も美味しいイメージがあったので、他の店にも行ってみました。

「多ら福 亜紗」という現地で有名な人気店に行ってみました。残念ながら、ネット予約は出来ず、ポイントは溜まりませんが、人気店で混んでいるので行く際は予約した方が良いと思います。

刺身を中心に色々頼んでみました。

刺身の盛り合わせと牛すじ肉のポン酢
白身魚のすり身揚げ
海老マヨのじゃが芋ぱりぱり

九州は魚が美味しいし、日本酒や焼酎も種類が沢山あって、日本料理好きにはたまらない場所ですよね。どれも美味しいけど、魚が特に美味かった。

ご当地グルメと合わせて、こちらも機会があれば是非来店を。

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観光名所

滞在中に市内の名所を色々回ってみましたが、まず「グラバー邸」の紹介から。

グラバー邸

グラバーさんについての説明は以下の通りです。参考までに読んでもらえればと思います。

トーマス・ブレーク・グラバー(英: Thomas Blake Glover、1838年6月6日 – 1911年12月16日)はスコットランド出身の商人。武器商人として幕末の日本で活躍した。日本で商業鉄道が開始されるよりも前に蒸気機関車の試走を行い、長崎に西洋式ドックを建設し造船の街としての礎を築くなど日本の近代化に大きな役割を果たした。維新後も日本に留まり、高島炭鉱の経営を行った。造船・採炭・製茶貿易業を通して、日本の近代化に貢献。

1885年(明治18年)以後は三菱財閥の相談役としても活躍し、経営危機に陥ったスプリング・バレー・ブルワリーの再建参画を岩崎に勧めて後の麒麟麦酒(現・キリンホールディングス)の基礎を築いた。

出所: Wikipedia_トーマス・ブレーク・グラバー
グラバー邸に行くまでの坂
グラバー邸の全体マップ
グラバーさんについて

明治時代の雰囲気が漂う邸宅でした。どうやら日本初の洋風の住宅みたいです。

邸内の景色①
邸内の景色②
邸内の家

あと、グラバー邸に行く途中には隠れキリシタン関連の世界遺産もあります。長崎は隠れキリシタンが多く住んでいた事でも有名です。

隠れキリシタンの関連施設は五島列島に多く現存しています。市内の港からフェリーが出ていて、約1時間半ぐらいで行けます。興味のある方は是非。

出島

幕末好きの人ならこの出島も行った方が良いでしょう。自分も興味があったので、訪ねてみました。

出島(でじま)は、1634年江戸幕府の外人流入防止政策の一環として長崎に築造された人工島。

1636年から1639年まで対ポルトガル貿易、1641年から1859年までオランダ東インド会社(AVOC、アムステルダムに本部のあるVereenigde Oostindische Compagnie)を通して対オランダ貿易が行われた。

鎖国によって閉ざされた日本にとって、出島は唯一欧米に開かれた窓であった。

出所: Wkipedia_出島

江戸時代、鎖国をしていた日本にとって唯一ヨーロッパと交流する事が出来た場所が出島でした。

当初はキリシタン普及を防止する為、ポルトガル人の人の隔離を目的として作られたみたいです。

その後、ポルトガル人の人達は国外追放となり、一時無人島になったのですが、キリスト教の布教の意思がなかったオランダ人と貿易を江戸幕府が許可したのがオランダとの貿易の始まりとか。

外からの出島の風景
出島

日本からは銅、金、あと醤油を輸出していたそうです。オランダからの主な輸入品は砂糖でした。製糖技術が未熟だった当時の日本にはとても貴重だったそうです。

あと、西洋料理やお菓子も伝わっていたそうで、代表的なものがカステラです。だから、長崎のカステラは名物なんですね。

亀山社中の跡地

他の名所として、坂本龍馬達が創設した「亀山社中」の跡地も長崎に来たら見た方が良いと思います。

龍馬が着用していた袴とブーツ

写真撮影が不可の為、この記事では載せられないのですが、龍馬が書いた手紙や亀山社中のメンバーの説明の写真も飾られています。

風頭公園の途中にあるので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

風頭公園

4月には花見のスポットで有名な公園です。公園の一番上は、市内を一望出来る展望台みたいな場所もあります。

ちなみにこの記事のアイキャッチ画像は、その展望台から撮影しました。天気が良かったおかげで、見晴らしがとても良かったです。

坂本龍馬の像。長崎市の方向を見ています。

亀山社中と併せて、立ち寄ってみると幕末を感じられて良いと思います。長崎に来たら是非来て欲しい場所の一つです。

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軍艦島

今回の旅行で訪ねた最後の観光地は、軍艦島です。長崎市の港からフェリーに乗って、約1時間ぐらいで着きます。

軍艦島。フェリーからの写真。

本当は端島と言うのですが、島の形が軍艦に似ている事から由来しているそうです。当時は世界最高の人口密度を誇り、その記録は今も破られていないそうです。

言われてみると、確かに軍艦の形をしている様にも見えます。
島内で撮影。荒れ果てています。
奥に見えるのは島民が当時住んでいたアパートです

一緒に上陸した人も言っていましたが、廃屋マニアには堪らない場所だと思います。

ツアーに参加すると、軍艦島にまつわる歴史を丁寧に説明してもらえますので、検討下さい。

その他の名所

今回は行けませんでしたが、その他の有名な名所として「ハウステンボス」があります。

オランダの街並みを再現したエンタテイメントパークで、イルミネーションがとても綺麗みたいです。

あとは滞在期間を長く取れるのであれば、二泊三日とかで「五島列島」に行くのもありだと思います。

食事は五島うどんに壱岐牛です。観光名所も多くあり、隠れキリシタンが多く住んでいた事もあり、沢山の教会が史跡として残っています。

あと稲佐山の頂上からの夜景は綺麗と聞きました。カップルで旅行した時は是非行った方が良い場所ではないでしょうか。

また、長崎は日本最後の被曝した都市で、原爆資料館もあります。今回は行けませんでしたが、当時の状況や戦争の悲惨さを正しく理解する為にも、次回は行きたいと思います。

感想

限られた日程の中でしたが、食事と観光を楽しむ事が出来ました。長崎は江戸時代から昭和まで、幅広く時代を超えて史跡が残っている珍しい都市だと思います。

深い歴史があり、観光名所としても良い。食事も美味しく、旅行するには素晴らしい都市だと思いました。

友人、家族、カップル、一人旅のどれでも利用できる旅行先だと思います。来て損はしないと思いますので、是非一度長崎へ。

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