【留学成功の鍵】「オフィスアワー」の紹介と究極の活用ガイドを話します!

アメリカ留学(全般)

こんにちは、Taishiです!

アメリカの大学ではよく勉強するわけですが(週末はおかしくなった様にパーティする人も多いけどw)、ただ勉強するだけではなく卒業にはクラスを履修する必要があります。

以前書いた留学中の一週間の過ごし方はこちら。良ければ読んでやって下さい。

大学の授業は簡単なものもあれば、難しいものも勿論ある。それが選択必須科目な事も。そんな時に使えるのが今回の記事で紹介するオフィスアワーです。今回、オフィスアワーが何かを解説し、あと「使い倒す裏技」も伝授します!

このオフィスアワーを使いこなせば、学業成績とネットワーキングの両方を向上させられるかと思います。

アメリカの大学は「勉強する」=「勉強しないと卒業出来ない」と同義だと捉えて頂いて良いかと思います。あといい成績が上がれば奨学金も貰えます。

アメリカ留学に関する懸念事項について書いた記事でも奨学金について紹介しました。こちらも併せて是非。

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オフィスアワーって何?

オフィスアワーの定義と役割

アメリカの大学のオフィスアワーは、教授やティーチング・アシスタント(TA)が、週に数時間、研究室やオフィスを開放し、学生からの質問や相談に答えるために設けられた時間のことです。

日本の大学にはあまりない習慣なので、あまり馴染みがないかもしれません。しかし、これは単に「授業内容の質問をする時間」という以上の意味を持っています。

オフィスアワーの役割は、

  • 学業サポート: 授業で理解できなかった点、宿題やプロジェクトの進め方について、直接指導を受けられます
  • 個別指導のチャンス: 大講義では一方的な授業になりがちですが、オフィスアワーでは教授と1対1で話せるため、実質的な個別指導を受けられます
  • 学術的な相談: 専攻や将来の進路、研究テーマについてのアドバイスを求めることができます
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「義務」ではないが「権利」!そして留学生にとって有難い。

オフィスアワーは、学生にとって「教授の時間を合法的に使える権利」。教授たちは、この時間のためにも給与を受け取っています。つまり、使わないのは、学生達はその権利を放棄しているのと同じこと!

遠慮は一切無用です。「質問がない」から行かないのではなく、「この時間をどう活用するか」を考えることを絶対的にお勧めします。

自分もかなり利用させて貰いました。教授やTAに直接教えてもらえるので、自習するより遥かに早く学習が進みます。

英語を日常的に話す環境で育った人以外は、授業についていくのは苦労するかと思います。留学直後は特に。

オフィスアワーを使って、時間をかけて説明して貰えれば理解が深まることは間違いなく、非英語圏で育った留学生にとっては有難い制度ですね。

オフィスアワー活用方法 4選

ここからは活用方法を紹介していきます!

質問の「質」を高めるのに予習はマスト!

「わかりません」とただ聞きに行くのはNGです。質問は分かってるところと分からないところを含めた「自分の思考プロセス」を伝えて行うのが重要。

例)「課題のセクションで、私はAという仮説を立てましたが、テキストのBという概念と矛盾するように感じます。AとBをどう結びつけるべきか、具体的なステップ1つ目を教えていただけますか?」

「自分でここまで考えたが、この点で行き詰まっている」という姿勢を見せることで、教授はあなたの努力を認め、より深いフィードバックをくれます。

あと、「この学生は真面目だ」と強く印象づけるのにも良いかもですね。

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レジュメ・進路相談をぶつける

オフィスアワーの目的は、質問だけではありません。ネットワーキングにも使えます。

例えば、学期途中に、授業内容の質問がない週もありますよね?そんな時は、進路相談をしても良いかも知れません。

  • 「先生は〇〇業界に詳しいので、私のレジュメの〇〇スキルをどう表現すべきかアドバイスをいただけますか?」
  • 「大学院の出願エッセイで、先生の授業から学んだ[具体的な知識]について書きたいのですが、方向性は合っていますか?」
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こんな感じで教授から将来のための具体的なアドバイスを引き出しても良いかも知れません。大学によるかも知れませんが、特定の業界や分野に精通している人が教授には多いので参考になると思います。

推薦状を依頼する「伏線」を張る!

アメリカの大学院進学や就職には、教授からの推薦状(Letter of Recommendation, LoR)が必須です(MBAは除く)。しかし、顔も覚えていない学生に心からの推薦状は書けません。

 なので、推薦状が必要になる数ヶ月前から、定期的にオフィスアワーを訪れて関係値を作るのは得策。

「顔と名前を覚えてもらい、熱意と努力を理解してもらうため」にもオフィスアワーを使いましょう。学期を通して自分のことを知ってくれた教授なら、説得力のある推薦状を快く書いてくれると思います。

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まとめ:オフィスアワーはあなたの「留学成功への投資」

オフィスアワーは、授業の補習時間ではありません。教授の専門知識や人脈、そして個別指導の時間を、対価なしで提供してもらえる「未来への投資」*です。

アメリカの大学生活は、自分から手を挙げ、機会を取りに行く学生に公平にチャンスが与えられますので、オフィスアワーに行って、大学の資源を最大限に活用しましょう!

是非、この記事で紹介した裏技を駆使して、オフィスアワーを使い倒してください!海外の大学生活が、何倍も充実したものになることを願っています!

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