高得点を狙おう!SAT対策の紹介

大学受験

皆さん、こんにちは!Taishiです。

今回はアメリカの大学受験の中でも、SAT対策の方法や予備校の紹介をしたいと思います。

最初にお伝えすると塾に行けば、簡単に高得点が望める訳ではありません。

SATは基礎的な英語力があった上でのテストだと思います。海外留学生の英語のレベル確認の為に用いられ、SATのCritical Readingよりも難易度が低い、TOEFLの対策をする事を強く勧めます。

あと、塾に行くか行かないかは別として、独学でSATの勉強を日々行う事も重要です。塾に行く場合は、日本に帰国する夏休みを利用して、通うのが良いのでは無いかと思います。

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SATとは

それではSATについて紹介していきます。SATは大きく分けて以下の二つのセクションに分かれます。

SAT Reasoning Test

自分がアメリカの大学受験をしていた頃はSAT1と呼ばれていました。基本的な英語力と数学力を測る為のテストです。

  • Math (数学)
  • Critical Reading (英文法と長文読解)
  • Writing (エッセイ)

まず、SAT Reasoning Testについてお話しします。

人にもよりますが、参考書を読んで、内容を一通り勉強しておけば、数学に関して言えば、日本人であればそんなに苦労する人は少ないでしょう。

出題される連立方程式とか一次関数とか、日本では高校一年生までに習うレベルの問題ばかりです。最低でも600点は直ぐに取れると思います。

目標はMathで700点以上、Verbalで600点から700点を取って、1400点近くを狙うのが理想です。このレベルになると、中々達成するのが難しいです。ほぼ満点ですからね。

対策としては、参考書を勉強して、満点近く取れる様に努力するしか無いと思います。TOEFLの勉強をちゃんとして、基礎英語力を身に着けるのが重要だと思います。

特に、Writing、Critical ReadingのパートはTOEFLより何度が高いので、TOEFLの勉強がとても重要だと思います。その上で、SATの勉強を独学でしたり、塾で通うのが一番良いかと思います。

ただ、当たり前ですが、塾に行っただけでは、点数は上がりません。確かに、高得点を取る方法を教えてくれたり、練習問題は解けます。

ただ、やはり日頃勉強して、基礎知識を積み重ねておかないと高得点は望めないと思います。コツは分かっても英語の単語が分からなかったり、数学のレベルが足りていなければ、解けないからです。

因みに、以前TOEFLとSATの参考書を紹介した記事は後ほど共有していますので、是非読んでみて下さい。

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SAT Subject Tests

  • Foreign Language (日本語、中国語、ドイツ語、フランス語など)
  • Literature(英文学)
  • Chemistry, Physics, Biology (化学、物理、生物学)
  • Math 1, 2 (数学)
  • History (歴史)

次にSAT Subject Testについて、お話しします。特定の分野での実力を測るテストなので、自分が得意な科目を選択するのが一番です。

一回の受験で、最大3科目まで受験できます。ただ、SAT Reasoning Testは提出が必要な大学が多いですが、SAT Subject Testについては提出しても良い大学(必須じゃない大学)が殆どです。

必要に応じて、受験するという側面が強いテストかもしれません。ただ、アイビーリーグに属する大学は提出が必須です。

参考までにTop30にランクされる大学の合格者のSAT(Reasoning Test)の平均点を共有します。学校によってばらつきはありますが、最低でも1450以上みたいです。(1600満点中)

このレベルの大学を狙うなら、満点を目指すぐらいの気持ちで臨んだ方が良いですね。

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独学で使用できる参考書

以前、「アメリカの大学の入学審査(概要)」で、TOEFL、SAT対策で有効な参考書を紹介しました。

以下がその記事ですので、是非一読下さい。

自分はアメリカの大学受験の際、この紹介した参考書で毎日勉強していました。そして、夏の間に帰国した時に、塾に通ってSATとTOEFLの対策をしました。

この日々の勉強の積み重ねが後々効いてきます。学期中、平日が忙しければ、土日の朝だけで勉強するとかでもいいので、勉強時間を捻出しましょう。

余談ですが、MBA受験の時にこの参考書を勉強し直しましたが、一度勉強した内容という事もあって、思い出すのが早かったです。

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SAT対策が出来る塾

ここからはSAT対策を国内で行っている塾を紹介します。独学で勉強して、アメリカの大学に合格する人もいますが、塾に通っている人の方が多数ではないでしょうか。

アゴス・ジャパン

大学院受験の時も相談出来る有名塾です。自分も大学受験と大学院受験でお世話になりました。

SATの模擬テストも受けられ、自分のその時の実力を確認するのに便利です。

尚、TOEFLの対策コースもあり、留学を幅広く支援してくれます。アメリカ留学を通じて知り合った日本人の友人で、塾に通っていた人は7割ぐらいはアゴスに通っていました。

アゴス・ジャパンのHP

トフル・ゼミナール

TOEFLを中心にSATの対策コースを提供しています。基礎からきっちり対策してくれるという話も聞いた事があります。

トフル・ゼミナールのHP

アルプロス

プライベートレッスンを中心にTOEFLとSATの対策コースが受けられるみたいです。2009年設立で、自分が大学受験をした時にはありませんでした。

アルプロスのHP

まとめ

どの塾も素晴らしく、優劣はないと思いますが、自分との相性はあるかと思います。無料相談や、体験レッスンを受けられるのが殆どなので、それぞれの塾に相談してみるのが良いと思います。

因みに、自分がオススメする勉強方法は以下です。参考までに共有します。

TOEFL対策からまず始める

① TOEFLで必須の単語、文法、イディオムを暗記。

② 暗記が終わったら、TOEFLの参考問題を解く。

③ 問題に慣れてきたら、試しにTOEFLを一度受験してみる。

④ 点数が足りなかったら、参考書を再読する。ひたすら暗記、テストに再度臨む。

⑤ それでも目標点に届かなかったら、塾で授業を受ける。

⑥ 塾のコース完了後、再受験し、TOEFLの目標スコアを獲得する。

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SAT対策に着手

① TOEFLの目標点を取った後、参考書を読みながら勉強する

② SATのStudy Guideをひたすら解く。最低3周はする。

③ 問題が解ける様になってきてもまだ不安が残る場合は、塾に通う。

④ SATのテストを受験する。

以前の記事でお伝えした通り、SATスコアの提出が必要じゃない大学が殆どです。

ただ、高校のGPAが良くなかったり、特筆すべき課外活動がなかった場合に、SATで高得点を取っておけば、入学の選考で逆転出来る可能性があります。

以前、大学が見ている審査項目について、記事を紹介してしました。参考までに読んでみて下さい。

少し長くなりましたが、SATの点数を大学に提出する必要があるかは大学に送付する必要があるかは学校によって異なります。ただ、その点は置いておいて、しっかり対策をして、高得点を取っておきましょう!

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