アメリカの大学に「留学しながら、さらに留学」!?日本の大学との違いも解説

アメリカ留学(全般)

こんにちは!Taishiです。

留学のメリットやダブルメジャーや編入制度の話など、アメリカの大学ならでは珍しい特徴を今まで紹介してきました。他にも色々書いていますが、読んでみてください。

「海外の大学に留学したい!」と考えている皆さんの中には選択肢としてまず日本の大学から海外の大学へ留学するパターンを思い浮かべるのではないでしょうか。

実はアメリカの大学に在籍しながら、さらに別の海外の大学に留学するという道があることをご存知でしょうか_今回は、アメリカの大学の留学制度と、日本の大学の一般的な留学制度との違いについて、解説していきます!

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アメリカの大学の「Study Abroad」プログラムとは?

アメリカの大学における海外留学は、「Study Abroad」と呼ばれます。これは、アメリカ国内の大学で学位取得を目指しながら、一定期間(1学期、1年など)を海外の提携大学で過ごすプ事が出来ます。

「え、アメリカの大学にいるのに、また海外に行くの?」と思われるかもしれませんが、これはアメリカの大学が「グローバルな視点」と「異文化理解」を重視していることの表れです。

多くの大学が、学生に多様な経験を積ませるため、Study Abroadプログラムを積極的に推進しています。海外で出会った日本人の友人も活用して、提携先の海外大学に留学している人も少なからずいました。

Study Abroadプログラムの主な特徴

アメリカの大学から留学した場合は主な特徴は以下です。

  • 豊富な選択肢: ヨーロッパ、アジア、南米、アフリカなど、世界中の提携大学が選択肢として用意されている。
  • 単位互換: 留学先で取得した単位は、基本的にアメリカの大学の卒業単位として認められる。留学しても卒業が遅れる心配がほとんどなくなる。
  • 学費の支払い方法: 多くの場合、留学先の大学に直接学費を支払うのではなく、アメリカの所属大学に通常の学費を支払う。奨学金や財政援助が引き続き適用される。
  • 専門分野の深掘り: 専攻に関連する分野に特化したプログラムや、特定の言語や文化を学ぶためのプログラムなど、目的別に多様な選択肢あり。
  • 就職への影響: グローバルな経験は、卒業後の就職活動において大きなアドバンテージとなる。異なる文化や環境に適応できる能力は、多くの企業が求めるスキルとなる。
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日本の大学の留学制度との違い

ここからは日本の大学とアメリカの大学の留学制度の違いについて話をしていきます。

留学の位置付け

(アメリカの大学) 大学のカリキュラムの一部としてて自然に組み込まれている事があります。多くの学生が一度は海外留学を経験することが推奨されており、グローバルな教養を身につけるための重要な要素とされる事も。大学によっては、一定期間の海外経験を卒業要件としている場合もあります。

(日本の大学)留学は、あくまで「選択肢の一つ」という位置づけが強い傾向にあるかと思います。一部の国際系の学部を除けば、留学せずに卒業する学生が多数派です。近年は国際化が進み留学を推奨する大学も増えていますが、まだまだ「特別なこと」という認識が強いかもしれません。

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単位互換の柔軟性

(アメリカの大学)留学を通じて取得した単位は、かなり柔軟に本学の単位として認められます。留学計画の段階でアドバイザーと綿密に相談し、どの科目が単位として認められるかを確認できるため、安心して留学に臨めます。

(日本の大学)留学先で取得した単位の互換は、大学や学部によって大きく異なります。認められる単位数に上限があったり、専門科目の単位としては認められず、教養科目としてしか換算されないケースもあります。

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