アメリカの大学生はどんな授業構成で4年間を過ごすの?そんな疑問にお答えします

アメリカ留学(全般)

皆さん、お元気ですか?Taishiです。

以前、アメリカの大学は専攻の取り方が柔軟とお伝えしました。ダブルメジャーも出来るし、マイナーで所属している学部と違う授業も取る事が出来る。

その記事は以下となりますので、参考までにどうぞ。

今回の記事はアメリカの大学に入学した後、授業はどういう構成になっているのかというお話です。リベラルアーツに関してはよく分からないのですが、他の大学に関しては今回紹介する内容が該当すると思います。

後ほど出てきますが、入学してからいきなり専攻しているクラスを取り始めるわけではありません。最初は一般教養を学びます。

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良い点としては、一般教養を学びつつ、大学で1〜2年間を過ごして、「やっぱり違う専攻を勉強したい!」となったら比較的柔軟に変えやすい所です。

何故なら、最初の2年間は専攻に関するクラスを取っていないから、専攻を変えたとしても影響を及ぼさない可能性が高いからです。

あと、同じ学部間で最初の大学2年間を専攻を何にするかを考える時間に充てられます。例えば、会計を専攻にしようと思ってたけど、ファイナンス専攻にしよう、みたいな感じで。

学部を跨いで専攻を変更する場合は、もしかしたら事情は少し異なるかもしれません。ただ、どの学部でも、大学生が最初の2年間学ぶ一般教養のクラスはそんなに大きく変わらないと思います。

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最初の二年間は一般教養を学ぶ

タイトルの通りですが、どの学問を専攻しようとも、最初の二年間は一般教養を学びます。項目がいくつか分けられていて、その項目毎に好きな授業を取る必要があります。

この一般教養は所属する学部によっても異なります。自分は経営学部に所属していましたが、通っていた大学では以下の様な構成でした。

  • ライティング基礎
  • ライティングの量が多いと認められたクラス
  • 理科(化学、生物、物理などから選択可能)
  • 数学
  • マイクロ経済学
  • マクロ経済学
  • 統計学
  • コミュニケーション関連のクラス
  • その他一般教養科目 ※大学から指定を受けている授業なら何でも良く、絵とかアートの歴史とか授業が取れました

経済学や統計学の授業以外は正直高校の延長線上のクラス。僕が受けたクラスなんかは、「この内容は高校でもやった気がする」と思ったりもしました。

理由については定かではないですが、まず大学に入る過程で学んできた内容が人によって異なるから、大学1年〜2年で再度受けさせるのが理由の一つかと思います(様々な国の色んな人を入学させる為)。

あと余談ですが、以前別の記事でも共有した通り、いくつかの高校では大学レベルの授業である、APというクラスを取れます。

APクラスを高校で取っている場合は、大学の一般教養で該当するクラスがあれば、履修免除になります。APクラスに関する話も含めて、アメリカの大学受験をする際の審査項目についての記事は以下ですので、読んでみて下さい。

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大学一年生から同じ大学にいる意味はあるのか

「大学の最初の二年間は専攻の勉強しないのであれば、それこそコミュニティーカレッジで勉強してから編入でもいいのでは」と思ってしまいます。確かに、実際にそうする人もいます。コミュニティーカレッジの方が学費が圧倒的に安いし。

ただ、編入する人は編入学時に大幅に取得単位数を削られ、大学一年生から正規入学している人よりも多く単位を必要とすることが多かった印象です。

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「この大学に一年生の時から所属して、学費を支払ってるんだし、差を付けなきゃいけない」とカウンセラーが言っているのを聞いた事があると知り合いが言ってました。そりゃ、大学からして当たり前と言えば、当たり前の気もします。大学一年生の時から大学に貢献してくれている大事なお客さんですもんね。

それでも編入を目指して、最初の二年間を英語力の向上に時間を費やすのも大学生活の過ごし方の一つとしてありだとは思います。いきなり4年生大学に入学して、好成績を取る自信が無い人だっているだろうし。少しレベルが低い学校で挑戦を繰り返して、レベルアップしてから編入するのも全然アリです。

以前、編入に関する記事も紹介しています。こちらも良ければ読んでみて下さい。

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大学三年生からは専攻のクラスを取り続ける

大学三年生になるとひたすら専攻に関わる授業を取ります。と言っても、専攻の中でも選択出来る授業に幅があります。

自分の通っていた大学だと、ファイナンス、マーケティングなどの関連授業からいくつか取るという感じでした。だから、同じ専攻をしている学生間でも履修した授業には違いが出ると思います。

それでも、取る授業は同じ学部で同じ専攻の学生が多いので、大学3年からの2年間でかなり顔馴染みの人が増えた印象があります。

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因みによく出る悩みが授業や先生によって、授業の難易度が変わる所です。以前、大学の授業の選び方に関する記事も書いているので、こちらも良ければ是非。

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最後に

今まで紹介した内容の通り、大学1〜2年の間は、専攻を変えるとか、編入学するというはかなり盛んに行われています。

同じ学部だと一般教養で取らなきゃいけない授業は変わらないことが多いので、取った専攻が自分が求めていたものと違う時は、また新たに専攻を追加で取ることも出来ます。

自分の知り合いの一人の例を挙げると、3つも専攻を取っている人がいました笑 「そろそろ卒業後の事を考えなきゃ」って言ってました笑

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ですが、アメリカの学費はとても高いので、柔軟に勉強は出来る反面、専攻をコロコロ変えたり、増やし続けるとかなりの出費になります。

なので、自分の意見としては、学部間を跨いで専攻は極力変えない。変える場合はなるべく早くする。大学3年生で専攻を決めた後はその専攻で卒業をする。更に勉強したい学問がある場合は大学院に行く。というのが良いと思っています。

自分はあまりきっちりとプログラム構成がきっちりしすぎているのはあまり好きではなく、自分でどの授業を取ろうかと考えられるアメリカの学校の仕組みが自分には合っていたなと思います。

アメリカ留学をして何を勉強しようかまだ漠然としている方は、栄陽子留学研究所のHPに大学提供している専攻の話とか色々載っているので、オススメです。

それでは今回はココまで。また別の記事でも宜しくお願いします!

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