「これは珍しい!」アメリカの高校のクラブ活動事情

高校留学

こんにちは!Taishiです。

アメリカの部活は日本と大きく異なる訳ですが、以前紹介した記事で書ききれなかった内容を今回の記事で紹介します。今回はアメリカの高校に特化して紹介していきます。

以前紹介したアメリカのクラブ活動事情やアメリカの高校の寮生活に関する記事は以下なので、お時間がある時に読んで頂けると幸いです。

それではこれから紹介をしていきます。アメリカと日本は本当に様々な違いがありますが、部活一つとっても、全然違うのです。

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入部するにはトライアウトを受ける必要があり

自分が通っていた高校もそうですし、留学をしていた友人からも聞いた話なので間違いないと思いますが、アメリカの高校では入部するにはトライアウトを受けて、通過する必要があります。

一軍の事をVarsity、二軍の事をJunior Varsityと呼びます。そして、一軍、二軍どちらか関係なく、入部するにはトライアウトを通過しなければいけません。

一般的な話ではありますが、Junior Varsityであれば、そのスポーツの経験が無くても、受かる可能性は高いです。高校時代の女性の友人で、「サッカーが面白そうだから、始めてみる!」って言ってトライアウト受けた人がいましたが、問題なく受かってました。試合にもちゃんと出れたそうです。

少し余談ですが、あの有名なバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンはトライアウトに通過出来なかった事で有名です。

当時は背が低すぎたのが理由みたいですが、翌年は入部出来て、大活躍。高校卒業はアメリカでバスケットボールの名門校であるノースカロライナ大学チャペルヒル校に進学して、大学でもエースとして活躍。大学を全米No1に導きました。

ノースカロライナ大学チャペルヒル校(ノースカロライナだいがくチャペルヒルこう、University of North Carolina at Chapel Hill またはUNC)は、1789年に創立された、アメリカ合衆国ノースカロライナ州チャペルヒルにある州立の総合大学であるノースカロライナ大学の17キャンパスのうちの一つである。

アメリカに現存する州立大学の中で最古の大学であり、リチャード・モルの1985年の著書で、アイビーリーグと同等の教育が受けられる公立大学群(パブリック・アイビー)の8校の内の1校に指定された最難関名門大学の1つである。

出所: Wikipedia_ノースカロライナ大学チャペルヒル校
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中学生の時から高校生の試合に出れる

アメリカでは中学生であったとしても、もの凄く優秀であれば、高校生のチームに入部して、試合に出る事が出来ます。

自分の高校では8th grade以上の生徒であれば、高校の試合に出れていました。日本で言うと、中学2年生ですね。そう言われてみると、信じられない。

ただ、こんな感じで中学生が高校生のチームに入る場合、群を抜いて運動が出来て、レギュラーになる前提の場合が多いのではと思います。

試合経験を積んで、レベルを上げるのが大事だと自分が通っていた高校の野球部のコーチは言ってました。その為、中学生が高校生のチームに入っても試合に出られなかったら、その目的を果たせないですからね。

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高校の規模の大きさに応じてリーグが分かれている

これもアメリカの高校の珍しい特徴ですが、学校の規模に応じてリーグが分かれています。規模は学生数で分けられている模様でした。

自分が通っていた高校の週だと確かClass 1A~6Aまで分かれていました。つまり、同じ州の中でも6校のチャンピオンが毎年出る事になります。

日本の高校野球で都道府県の大会で優勝して、甲子園に出るのはかなり大変なのは知っていたので、「こんなに多くの州チャンピオンがいるの?」と少し拍子抜けをしたのを覚えています笑

シーズン終了後には、州の優秀選手が発表されますが、勿論これもリーグ毎に。因みに、優秀選手は1st、2nd、3rd、Honorable Mentionの4分類で発表されます。

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最後に

いかがでしたでしょうか。少し珍しいアメリカの高校の部活の特徴を紹介記事でした。

余談ですが、自分が見ている限り、日本の方が部活のレベルは高いという印象でした。ただ、一般的な話であって、勿論、運動に特化している学校はあると聞いた事があります。

自分の高校の部活の練習風景を見ていても、練習量は日本の高校の方が明らかに多いと感じました。練習も17時には切り上げていました。

野球の試合はイニングは7回までだったし、次の試合で連投も確かしてはいけなかったと思います。プロを目指すというよりは、高校までは教育の一環として部活を行う事を主な目的としているのかも。

メジャーリーグのドラフトを見ていても、コミュニティーカレッジ(2年生大学)か4年生大学の野球を経験してる人が指名されているケースが殆どだと思います。大学からは本腰を入れて練習して、プロでもやっていける身体作りが出来るのかもしれません。

ただ、面白いのが、それでも高校からプロに入る人が稀にいます。例を挙げると、マリナーズで活躍したケン・グリフィー・ジュニアはドラフトの全体指名1位でマリナーズに入団してます。必ずプロに進まないという訳ではという事ですね。

色んな話をしましたが、今回の記事でアメリカの高校の部活の感じを掴んで頂けたら幸いです。高校からアメリカ留学して、部活の様子をみて、初心者でも参加出来そうなレベルだったら、色んなスポーツに挑戦してみるのも良いかもしれません。

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